宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 6 --- ---
8/ 5 --- ---
8/ 4 --- ---

黒点  8/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2745 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 711 +0.5
-2 h 711 +0.7
-4 h 711 -0.1
-6 h 713 +0.9
-8 h 699 +0.6
-10 h 684 -0.4
-12 h 655 +3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -36 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -35 -/ -
-6 h -46 -/ -
-8 h -47 -/ -
-10 h -45 -/ -
-12 h -49 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
8/ 6 0.6 4x10^2
8/ 5 0.6 5x10^1
8/ 4 0.6 5x10^1
8/ 3 0.6 5x10^1
8/ 2 0.6 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 8/ 1 12:29 太陽風は520km/秒に高まり、高速風になっています。
2019/ 8/ 2 12:29 太陽風の速度は少し下がっています。7月の黒点数は 0.9 でした。
2019/ 8/ 3 12:23 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2019/ 8/ 4 12:17 太陽風は低速です。コロナホールの影響が始まりそうです。
2019/ 8/ 5 12:47 太陽風の高まりが始まりました。速度は更に高まる可能性があります。
最新のニュース

2019/ 8/ 6 14:00 更新
太陽風の速度は700km/秒に高まり、磁気圏も活動的になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日の夕方に500km/秒を超えて高速状態になり、
その後も上昇を続けて、今朝早くに700km/秒に達しました。
27日周期の図を見ると、前周期を上回る高速風になっています。

太陽風の磁場強度は、昨夕に20nTまで高まりましたが、
その後は次第に低下して、現在は3nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、磁場が強まっていた昨夜までは、
南向きのやや大きい変化が続いていました。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は1000nTを超える大規模な変化が繰り返し発生しています。
その最後の大きな高まりである、世界時5日16時頃のオーロラの様子を、
昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。

磁場強度が下がり始めた後は、南北の振れ方も小さくなっています。
磁気圏の活動度は一段下がって、
AE指数は500nT前後の中規模の変化が続く程度になっています。

前周期の太陽風は、
500km/秒を超える速度の高まりが2日ほど続いて、
その後、400km/秒台中盤の状態が4日ほど続きました。
今回はどの様な推移になるでしょうか。


太陽では、昨日の午後から今朝にかけて、
中央部の南半球側に黒点が出現していました。
SDO衛星AIA193の写真の
中央の少し下で明るく光っている場所です。
2745群と番号が付けられましたが、
現在はほぼ見えなくなっています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
太陽風の高まりを受けて、今後高まって行く可能性があります。
現在はまだ低い状態です。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時5日16時に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。