宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 7 --- ---
8/ 6 --- ---
8/ 5 --- ---

黒点  8/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2747 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 580 -0.6
-2 h 598 -0.6
-4 h 618 +0.4
-6 h 624 -0.2
-8 h 594 -0.8
-10 h 619 +1.1
-12 h 620 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -24 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -29 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
8/ 7 0.6 3x10^4
8/ 6 0.6 2x10^4
8/ 5 0.6 5x10^1
8/ 4 0.6 5x10^1
8/ 3 0.6 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 8/ 2 12:29 太陽風の速度は少し下がっています。7月の黒点数は 0.9 でした。
2019/ 8/ 3 12:23 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2019/ 8/ 4 12:17 太陽風は低速です。コロナホールの影響が始まりそうです。
2019/ 8/ 5 12:47 太陽風の高まりが始まりました。速度は更に高まる可能性があります。
2019/ 8/ 6 14:00 太陽風の速度は700km/秒に高まり、磁気圏も活動的になっています。
最新のニュース

2019/ 8/ 7 12:07 更新
高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ニュージーランドの米戸 実さんより、
南島クィーンズタウンで、
現地5日21時25分(世界時9時25分)に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

低空に緑色のオーロラと、
その上に赤いオーロラが素晴らしい広がりになって写っています。
赤色に強い天文用改造カメラならではの撮影で、
通常のカメラではこの赤色はほとんど写ってなかったそうです。

昨日のAE指数を見ると、
1000nT前後と激しく変化していた頃です。
残念ながら、昭和基地は昼の時間帯にあたり、
昨日掲載した動画は、この写真の7時間後の様子です。

写真の中央右には、天の川が縦に伸びています。
また、左側には、大マゼランと小マゼランが写っています。
美しい写真をありがとうございます。



太陽風は、昨日の昼過ぎまで700km/秒台を保っていましたが、
以降、ゆっくりと低下が始まり、現在は580km/秒です。
高速の風は続いていますが、勢いは一段下がっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

前周期の変化を参考にすると、
太陽風の速度は、この後も次第に下がって行きそうです。

磁気圏の活動は、昨日よりは下がっていますが、
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。


太陽は、昨夜から中央部に新しい黒点が発生し、
2747群と番号が付けられています。
X線グラフに特に変化はありません。

なお、昨日紹介した黒点の番号は、2746群が正しい様です。
2745という番号は、7月23日に既に使われています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
一気に1万を超えて高まっています。
高速風が続いているので、更に高まる可能性があります。




ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地5日21時25分(世界時5日9時25分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。