宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/19 12:00 更新 2209黒点群は穏やかになっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 ロシア、ムルマンスクの福島さんより、 オーロラの写真が届きました。 福島さんによると、今期はオーロラの出現回数が多く、 撮影家たちはうれしい悲鳴を上げているそうです。 福島さんも写真の収集・掲載で大忙しとのことで、 リンク先のブログページでたくさんの写真を見ることができます。 今回は、11月前半のオーロラ写真を3枚掲載します。 1枚目は飛行機の中からの撮影で、中央の山はヒビノ山脈だそうです。 少し宇宙に近づいた印象の写真ですね。 2枚目は、雪の積もった木立の中からのオーロラで、 冬らしい素敵な一枚です。 3枚目は、現地18日とのことで撮影されたばかりです。 オーロラが見事な渦を巻いています。 眺めていて気持ちの良くなるきれいな写真たちを どうもありがとうございます。 22日(土)の新月を前に、夜空は暗く、好条件になっています。 各地のライブカメラでリアルタイムのオーロラをお楽しみ下さい。 現在の太陽風は、速度は430km/秒に下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場強度も、5〜6nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は南寄りに振れていて、 AE指数は500nT前後の変化が発生し、 ある程度活動的になっています。 27日周期の図の前周期の太陽風は、 南寄りの磁場変化が続いて、 磁気圏も活動的な状態が一週間ほど続きました。 今回も同様の変化が見られた場合、 来週前半にかけてオーロラの活動が続く可能性があります。 太陽風の強まりは終わりましたが、 引き続き注目して下さい。 太陽は、2209黒点群の様子はあまり変わっていませんが、 フレアの発生はほとんどなくなり、 昨日の午後にC1.8と小さいCクラスフレアが発生した程度です。 2209群の活発な活動もここまでかもしれません。 (c) 福島留美氏、コロートキィ・スタス氏 11月15日にムルマンスク州セヴェロモルスク市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、トリフォノワ・リュボーフィ氏 11月18日にムルマンスク州モンチェゴルスク市で撮影されたオーロラ。 (c) 福島留美氏、マトヴェーエフ・イーゴリ氏 2209黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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