宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/13 13:18 更新 10月に活発に活動した2192黒点群が回帰してきました。 担当 篠原 太陽の東端から、2209黒点群が現れました。 これは、10月の後半に活発なフレア活動を起こした 2192黒点群がこちら側に帰ってきた姿です。 GOES衛星のX線写真の動画では、 特に活動は見られないようで、 フレア発生の勢いは既に止まっている様です。 この後、どんな姿を現すでしょうか。 一方、2205黒点群は、C4.8、C5.1、C3.7と、 中程度のCクラスフレアを起こしていますが、 全体としてはおとなしくなっている印象です。 磁場構造の複雑さも一段下がっていて、 規模の弱まりを見せています。 太陽風は、600km/秒の高い速度から 500km/秒を切る位に速度が下がり、 高速風の状態は続いていますが、 コロナホールの影響は後半に入っている様です。 磁場強度も、5nT近くまで下がっています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 磁気圏の活動も低調で、 AE指数はほとんど変化していません。 27日周期の図を見ると、 前周期は10月18日に 太陽風磁場のセクターの切り替わりが発生しています。 今回も、明日くらいにやって来るかもしれません。 それと供に、太陽風磁場が南寄りに変わって、 オーロラの活動をある程度強める可能性があります。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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