宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/11 11:54 更新 太陽風磁場の強まりは、下がりかけています。2205黒点群はCフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、 20nT近くからゆっくりと下がっていますが、 現在も10nTと強まった状態です。 速度も、450〜500km/秒とやや高速の状態から、 今朝くらいからは低下の傾向が見えて、 現在は450km/秒くらいに落ち着いています。 太陽風の強まりは、弱まりつつある様です。 ACEのデータでは、 昨日のニュース以降、目立った変化は起きていないので、 CMEによる乱れは、 今回の変化の中に含まれていたのかもしれません。 磁場の南北成分は、 ACEの図の初めと終わりは北寄りですが、 中盤に0nT付近で変化する時間帯があります。 この頃に磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、1000nTに達する大きな変化が記録されています。 極域ではにきやかなオーロラの活動が 見られたのではないでしょうか。 現在は磁場が北を向いているため、 磁気圏の活動は穏やかですが、 磁場強度は高まったままなので、 再び南寄りに傾向が変わると、 磁気圏の活動も強まる可能性があります。 2205黒点群は、昨日のニュースの時のC7.6以降も Cクラスのフレアを起こしています。 C5.0、C3.6やC1台のフレアが4回記録されています。 2205黒点群の2日間の変化を、可視光写真の動画で紹介します。 黒点は複雑な変化を続けています。 この後もフレアの発生に注目してください。 2205黒点群の2日間の変化。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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