宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/19 10:16 C1.5
01:10 C1.8
6/18 15:04 C2.2
12:11 C4.0
02:45 C1.4
6/17 17:12 C3.0
13:39 C4.7
06:44 C2.4
05:06 C3.2
04:05 C2.9
02:52 C2.3

黒点  6/19 (NOAA)
磁場 フレア
2087 9 β C5
2089 11 βγ C2
2090 1 α ---
2092 5 β ---
2093 8 β C3
2094 1 α ---
2095 3 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 441 -1.6
-2 h 424 -1.0
-4 h 446 +3.3
-6 h 443 -2.7
-8 h 434 -0.1
-10 h 432 +2.6
-12 h 412 -3.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -22 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -29 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
6/19 0.4 8x10^1
6/18 0.5 3x10^1
6/17 0.3 3x10^1
6/16 0.4 4x10^1
6/15 0.3 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 6/14 12:30 M2.6の中規模フレアが発生しています。2080、2085黒点群は西に沈みつつあります。
2014/ 6/15 13:31 太陽のフレア活動は落ち着いてきました。太陽風は低速です。
2014/ 6/16 12:59 Mクラスのフレアが2回発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 6/17 12:59 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2014/ 6/18 11:32 フレアは少なくなっています。太陽風はやや高速になっています。
最新のニュース

2014/ 6/19 13:20 更新


担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に、
400km/秒近くまで下がりましたが、
今日に入った頃からまた少し高まって、
現在は450km/秒とやや高速です。

磁場強度も同様で、5nTの状態から、
今日の未明に10nT近くまで高まる変化をして、
現在は7nTくらいです。

再び、太陽風速度の弱い高まりの領域に入ってきた様です。

磁場の南北成分は、数時間おきに南北に振れています。
このため、磁気圏の活動も数時間おきに高まって、
AE指数では、500nTや800nTの山が
時間をおいて発生しています。

南極の昭和基地ではオーロラの輝きが見えていた様ですが、
天候が悪く、雲越しにオーロラの光が写っています。


太陽は、黒点はあちこちに見えていますが、
規模はどれも小さくなり、
活動もだいぶ穏やかになっています。

フレアは、昨日の昼、18日12時(世界時18日3時)に、
南西の2087黒点群で発生したC4.0が最大で、
その他に、C1やC2の小さいフレアが
5回ほど発生した程度です。

2087群も次第に西の端に近づいて、
残るのは2093群と2094群となるのでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。