宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
今日、C1.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/18 02:45 C1.4
6/17 17:12 C3.0
13:39 C4.7
06:44 C2.4
05:06 C3.2
04:05 C2.9
02:52 C2.3
6/16 23:48 C1.9
16:30 C2.8
10:35 C8.3
08:50 M1.0
08:24 C2.3
02:06 C3.1
00:49 C3.5

黒点  6/18 (NOAA)
磁場 フレア
2087 8 βγ M1
2089 7 βγ C3
2090 1 α ---
2092 5 β ---
2093 5 β C3
2094 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 457 +3.7
-2 h 449 -5.4
-4 h 446 -5.3
-6 h 417 -2.3
-8 h 387 +6.3
-10 h 376 +5.7
-12 h 366 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -27 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^0
6/18 0.3 3x10^1
6/17 0.3 3x10^1
6/16 0.4 4x10^1
6/15 0.3 5x10^1
6/14 0.5 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 6/13 13:09 太陽は活発で、Mクラスフレアが7回発生しています。
2014/ 6/14 12:30 M2.6の中規模フレアが発生しています。2080、2085黒点群は西に沈みつつあります。
2014/ 6/15 13:31 太陽のフレア活動は落ち着いてきました。太陽風は低速です。
2014/ 6/16 12:59 Mクラスのフレアが2回発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 6/17 12:59 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2014/ 6/18 11:32 更新
フレアは少なくなっています。太陽風はやや高速になっています。

担当 篠原

太陽は、昨日、17日14時(世界時17日5時)に2087群でC4.7、
17日17時(世界時17日8時)に2093群でC3.0が発生しましたが、
その後は、C1の小さいフレアが3回ほど起きたくらいで、
全体としては穏やかになりつつあります。

GOES衛星のX線写真の動画も、
小さい輝きは少なくなっている印象です。


太陽風は、昨日の夕方から磁場強度がゆっくりと強まって、
今朝には10nT近くまで強まりました。
遅れるように、18日に入った頃から速度も次第に高まって、
現在は470km/秒付近とやや高速の風に変わっています。

速度の高まりが始まると、磁場強度は低下して、
現在は5nTと平均的な値に戻っています。

太陽風は、弱い高速風の領域に入っているようです。


磁場の南北成分は、
今朝、18日4時(世界時17日19時)くらいから南向きに強まり、
-7nTと、ある程度の強まりが4時間ほど続きました。

速度がやや高まっていることもあり、
磁気圏の活動は強まって、
AE指数は800nTの中規模の変化になっています。

しかし、現在は磁場は北向きに再び切り替わっているので、
磁気圏も静かになっているでしょう。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、
目立ったコロナホールはなく、
太陽風の変動はあまり高まらずに推移しそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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