宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
今日、C3.2の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/17 06:44 C2.4
05:06 C3.2
04:05 C2.9
02:52 C2.3
6/16 23:48 C1.9
16:30 C2.8
10:35 C8.3
08:50 M1.0
08:24 C2.3
02:06 C3.1
00:49 C3.5
6/15 20:26 M1.1
16:49 C7.0
14:50 C7.5
13:46 C2.9
04:24 M1.4
02:38 C3.3

黒点  6/17 (NOAA)
磁場 フレア
2087 9 β M1
2089 15 βγδ C3
2090 1 α ---
2093 5 β ---
2094 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 358 -1.7
-2 h 367 -2.5
-4 h 400 -1.5
-6 h 374 +0.7
-8 h 371 +3.3
-10 h 351 +1.1
-12 h 360 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^0
6/17 0.3 3x10^1
6/16 0.4 4x10^1
6/15 0.3 5x10^1
6/14 0.5 4x10^2
6/13 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 6/12 13:29 2087黒点群ではXクラスやMクラスのフレアが続いています。太陽風は高速の状態です。
2014/ 6/13 13:09 太陽は活発で、Mクラスフレアが7回発生しています。
2014/ 6/14 12:30 M2.6の中規模フレアが発生しています。2080、2085黒点群は西に沈みつつあります。
2014/ 6/15 13:31 太陽のフレア活動は落ち着いてきました。太陽風は低速です。
2014/ 6/16 12:59 Mクラスのフレアが2回発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 6/17 12:59 更新
太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽では、昨日の昼、16日10時半(世界時16日1時半)に、
C8.3のフレアが西の端の2085黒点群で発生し、
その後も、C1〜3の小さいCクラスフレアが頻繁に発生しています。

太陽の中央やや南の2087群で3回、
北西(右上)の2089群で5回、
そして、つい先ほど、東端(左端)の2093群で
C1のフレアが起きた様です。

規模としてはどれも小さいものですが、
X線の動画では太陽のあちこちがちらちらと輝いて、
にぎやかさは続いています。


また、太陽の西の端(左端)で、
大きなプロミネンスのダイナミンクな変化が見えています。
この2日間の様子を、SDO衛星AIA304の動画で紹介します。
見えない磁気に沿ってループを作りながら、プラズマが躍動しています。


太陽風は、今朝、一時的に400km/秒に上がる変化もありますが、
全体としては、350km/秒付近の低速風が続いています。
磁場強度も、5nTで安定しています。

磁場の南北成分は、南北にゆっくり振れる様になっていて、
AE指数を見ると、磁気圏の活動も小規模ですが強まったり、
静かになったりと、ゆっくり変化しています。


SDO衛星AIA193の写真には、コロナホールは特に見られず、
穏やかな太陽風がこの後も続きそうです。



SDO衛星AIA304による、太陽の西端で見られたプロミネンスの2日間の活発な動き。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。