宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/10/18 07:47 更新 太陽風磁場のセクター境界を越えました。太陽風、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、セクター境界を越えました。 現在は、「地球から太陽方向」に太陽風の磁場が向いています。 前周期の変化を参考にすると、 これに伴って太陽風磁場の乱れが観測されるかもしれないとお知らせしていましたが、 現在の太陽風磁場は、強度が1nTとかなり弱くなっていて、乱れは見られていません。 もうしばらく変化に注意したいと思いますが、このまま静かだった場合、 磁場の乱れに続いて起きていた太陽風速度の上昇も起こらない可能性があります。 太陽風速度は更に低下を続け、290km/秒に下がりました。 オーロラ活動は非常に低調で、AE指数には変化が全く見られません。 SOHO EIT284の太陽画像にもコロナホールは見られず、 上記の擾乱が無ければ、5日間程度は静穏な状態が続きそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は減少していますが、依然警戒レベルにあります。 もうしばらく注意が必要です。 太陽黒点は、まだ番号付けがされていませんが、682群の左に新しい群が発生しています。 どちらも小規模で、活動は穏やかです。 X線観測のグラフには目立った変化は見られていません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC  SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA)  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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