宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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| 当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/ 2/ 9 10:59 更新 太陽風、磁気圏ともにたいへん静かです。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度(黄色線)は400km/秒台が続いています。 このため磁気圏内もたいへん静かで、オーロラ活動も非常に低調だった様です。 AE指数を見ると、昨日一日ほとんど変化が見られていません。 この状態は、SOHO EIT284カメラに見える、次のコロナホールの接近まで続くと思われます。 そのコロナホールですが、太陽が前回同じ面を地球に向けていた27日前の様子と比較すると、 形には変化が見られるものの、ほとんど同じ位置に見えています。 このことから、前周期の太陽風の変化から今周期の擾乱開始の予想が立てられそうです。 以前の記録(1月16日)より、1月15日の夜から太陽風の速度が上昇した事が分かります。 今回も同様の変化をするならば、2月11日以降にコロナホールの影響が始まると予想されます。 太陽黒点では、新しく554群が東端(左端)から上ってきました。 上って早々、9日5時(世界時8日20時)にM1の中規模フレアを起こしています。 この554群と551群にはMクラスの中規模フレアを起こす可能性があるとの事です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL  SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA)  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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