宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:59)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M2.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 05:55 M1.5
05:16 C7.1
03:53 M1.4
03:21 C5.4
01:41 M1.1
00:17 M1.3
10/ 6 21:00 C5.0
18:25 C5.4
17:22 C5.4
14:28 C7.4
13:58 C9.2
13:20 C4.3
10:20 M1.0
09:11 M1.0
08:11 M2.4
05:32 M1.1
05:04 C8.5
02:56 C9.6
02:32 C9.8
01:51 C8.2
00:51 C9.0
10/ 5 23:56 C8.6
23:18 C8.1
22:52 C8.4
22:27 C6.9
20:07 C6.6
18:20 C8.9
17:21 M1.4
15:52 C7.1
14:16 C6.7
13:56 C9.4
13:20 C9.2
12:37 M1.0
12:13 C6.1
11:54 C7.4
11:20 C7.4
10:26 C7.1
09:07 M1.0
08:16 C6.4
07:30 C8.5
07:08 M1.2
05:54 M1.2
03:02 C7.6

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3839 1 α M2
3841 6 β ---
3842 23 βγδ M2
3843 3 βγ ---
3844 10 βγ M1
3848 16 βδ ---
3849 22 βγ ---
3850 6 βγ ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 483 -1.1
-2 h 457 -7.4
-4 h 470 -9.5
-6 h 486 -5.7
-8 h 499 +3.2
-10 h 503 +11.2
-12 h 485 +10.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -54 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h 17 -/ -
-8 h 28 -/ -
-10 h 34 -/ -
-12 h 34 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
10/ 7 0.2 6x10^2
10/ 6 0.2 3x10^2
10/ 5 0.2 2x10^2
10/ 4 0.2 4x10^2
10/ 3 0.2 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/ 2 12:22 X7.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/10/ 3 12:20 太陽風は低速になっています。CMEによる太陽風の乱れは、明日の午後に到来しそうです。
2024/10/ 4 12:27 X9.0の大規模フレアが発生しました。2日のCMEによる太陽風の乱れが近付いています。
2024/10/ 5 09:52 太陽風は穏やかな状態が続いています。X9.0フレアによる太陽風の乱れが近付いています。
2024/10/ 6 08:43 太陽風は平均的な状態が続いています。CMEによる乱れはまだ到来していません。
最新のニュース

2024/10/ 7 11:59 更新
太陽風の乱れが到来しましたが、比較的規模の小さい変化でした。

担当 篠原

太陽風の乱れは、昨夕、6日16時(世界時6日7時)頃に
ACE衛星で観測されました。
速度は、400km/秒から500km/秒へややゆっくり上がり、
磁場強度は7nTから13nTへ、こちらは急に高まっています。

太陽風の速度は高速になりましたが、
変化としては特に大きくはありませんでした。
X9.0大規模フレアの発生から到来まで3日近く経っていて、
CME(コロナ質量放出)の噴出は、
それほど激しいものではなかった様です。

太陽風磁場の南北成分は、
変化が始まって半日ほどは北寄りに強まっていました。
このため、太陽風の強まりはやって来ましたが、
磁気圏は穏やかで、
AE指数は特に変化のない状態が続いていました。

今朝早くに磁場が南向きに切り替わって、
-10nTくらいの強い南向きが5時間ほど続いています。
この影響で磁気圏の活動が強まり、
AE指数は800〜1000nTの中規模の変化が続き、
一瞬、1600nTに達する変化も発生しています。

現在は、南北成分は0nT付近で変化する様になっています。
この状態が続くと、磁気圏の活動は落ち着くでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北東(左上)の高緯度域にコロナホールが見えています。
緯度が高めですが、5日後くらいから影響が始まる可能性があります。


太陽は、南西(右下)の3842黒点群で、M1.0、M1.4、
その右隣りの3839群でM1.5の中規模フレアが発生しています。

あまり活動的な様子はなく、
太陽はやや穏やかな状態で推移しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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