宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
今日、M3.3の中規模フレアが発生しました。
また、X7.1の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 3 11:24 M1.1
07:37 C6.9
05:30 M3.3
05:00 M1.4
03:54 C9.2
03:28 C9.2
02:36 C7.6
01:59 C7.6
01:00 C5.6
10/ 2 22:22 M3.2
21:57 C7.4
19:08 C7.4
18:15 C5.7
16:03 C6.0
15:18 M1.1
14:30 M3.6
14:11 M1.0
13:18 C4.3
12:50 C6.7
11:35 M1.2
10:37 M1.1
09:58 C8.5
07:04 X7.1
06:20 C8.7
03:38 M1.5
02:46 C8.1
10/ 1 23:45 M1.0
22:22 C4.9
16:15 C5.2
14:22 C2.9
13:18 C6.7
08:39 M7.6
07:46 C4.9
05:59 C4.1
03:59 C8.4
00:55 C6.6

黒点 10/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3836 3 α ---
3839 2 β C5
3841 17 βδ M1
3842 27 βγδ X7
3843 17 βγ M1
3844 11 βδ M3
3845 6 β C8
3846 5 β ---
3847 1 α ---
3848 5 βδ M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 325 +1.7
-2 h 323 -0.2
-4 h 321 +0.2
-6 h 327 +0.0
-8 h 337 -0.7
-10 h 338 +3.2
-12 h 352 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 15 -/ -
-2 h 19 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 12 -/ -
-8 h 16 -/ -
-10 h 16 -/ -
-12 h 18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
10/ 3 0.2 5x10^2
10/ 2 0.2 4x10^2
10/ 1 0.2 4x10^2
9/30 0.2 7x10^2
9/29 0.2 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 9/28 12:56 太陽風は更に低速になっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2024/ 9/29 10:07 太陽風は低速の状態ですが、磁場が南寄りになり磁気圏の活動が少し強まっています。
2024/ 9/30 09:29 太陽風は高速になっています。磁気圏の活動が強まる可能性があります。
2024/10/ 1 12:46 M7.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2024/10/ 2 12:22 X7.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2024/10/ 3 12:20 更新
太陽風は低速になっています。CMEによる太陽風の乱れは、明日の午後に到来しそうです。

担当 篠原

昨日の朝のX7.1大規模フレアに伴って発生した
CME(コロナ質量放出)について、
SOHO衛星LASCO C2、C3とSTEREO Ahead衛星COR2の
より長い時間の動画を掲載します。

ただ、SOHO衛星はこの後の画像が欠けていて、
C3では途中までの広がりになっています。
この点では、STEREO Ahead衛星の方が
全体の様子が分かりやすいかもしれません。

CMEのガスは、左下により濃く見えていますが、
その他の方向にも淡く広がっています。

NOAA/SWPCの太陽風予報によると、
太陽風の乱れは、明日の夕方、
4日16時(世界時4日7時)頃に地球に到来するとのことです。
実際の到来時刻は、ある程度前後することが考えられます。
明日は太陽風の変化に注目して下さい。

X7.1以降も、3842黒点群では、M3.6、M3.2、M3.3と
中規模フレアの発生が続いています。
引き続き注目してください。

また、北東の端(左上)に3848群が現れていて、
M1.1の中規模フレアを起こしています。


太陽風は、速度が400km/秒から320km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は、500nTの中規模の変化が1回発生した程度です。



X7.1大規模フレアのCMEの様子。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


X7.1大規模フレアのCMEの様子。
(c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽風の乱れは、4日16時(世界時4日7時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。