宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:19)
今日、M3.4の中規模フレアが発生しました。
また、M5.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/23 12:35 M3.4
11:30 C6.1
11:05 C5.9
10:06 C5.6
08:33 C9.2
06:48 C5.0
06:25 C6.1
03:46 C3.9
00:24 C7.8
8/22 21:53 C5.7
19:33 M1.5
17:04 C5.6
14:41 C8.3
13:34 C5.0
13:13 C4.2
10:18 C6.1
07:00 M5.1
06:40 C5.3
01:15 C8.8
8/21 18:47 C4.7
14:56 M1.1
14:31 C8.7
10:39 C5.5
09:20 C4.6
06:08 C8.9
02:00 M1.3

黒点  8/23 (NOAA)
磁場 フレア
3788 1 α ---
3790 20 βγ ---
3792 4 β ---
3793 3 β ---
3794 10 β C6
3796 24 βγ M5
3798 1 α ---
3799 7 β C6
3800 3 β ---
3801 2 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 350 -4.1
-2 h 354 +6.4
-4 h 386 +4.6
-6 h 380 -3.7
-8 h 357 +3.2
-10 h 357 +5.2
-12 h 339 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 0 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/23 0.3 2x10^2
8/22 0.3 2x10^2
8/21 0.3 1x10^2
8/20 0.3 2x10^2
8/19 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/18 12:54 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が一時的に強まりました。
2024/ 8/19 12:25 太陽風磁場の強まりが続いています。太陽の東端でMフレアが発生しています。
2024/ 8/20 13:49 太陽風は低速になっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2024/ 8/21 14:04 太陽風は低速ですが、磁気圏の活動はやや強まりました。ニュージーランドのオーロラの続きをどうぞ。
2024/ 8/22 12:23 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りで磁気圏はある程度活動的です。
最新のニュース

2024/ 8/23 13:19 更新
太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。フレアの発生が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
320km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、
低速の状態は続いています。
磁場強度は、グラフの途中から5〜10nTの間を
上がり下がりする様になっています。

磁場の南北成分は、北寄りに傾向が変わっています。
磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数は小規模の変化が発生する程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
全体がぼんやりと光っていて、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、中心部の3796黒点群で、
C5.0、C8.3、M1.5、C9.2など、
北東の端(左上)近くの3801群で、
C7.8、C6.1、M3.4など、
小規模、中規模のフレアが次々に発生しています。
この後も活動に注目して下さい。

また、太陽の向こう側ですが、
昨日の午後、22日15時(世界時22日6時)頃に
フィラメント噴出などの現象が発生した様で、
SOHO衛星LASCO C2、C3で、
太陽の右上に広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。



太陽の右上に広がるCME。向こう側で発生した現象の様です。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。