宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:57)
今日、C7.4の小規模フレアが発生しました。
また、M5.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/19 01:07 C7.4
00:43 C6.2
00:09 C4.4
7/18 23:34 C4.3
21:08 C4.5
19:08 M2.2
17:51 C6.4
16:22 C6.2
15:39 C5.6
14:26 C6.7
13:11 C8.2
04:43 M2.0
7/17 18:18 M1.2
15:28 M5.0
15:07 C5.1
12:13 C8.7
11:46 C4.6
06:46 M1.9
06:11 M1.6

黒点  7/19 (NOAA)
磁場 フレア
3742 3 β ---
3743 6 β M5
3744 5 β M2
3745 6 β ---
3747 2 α ---
3748 3 β ---
3749 1 α ---
3750 3 β ---
3751 28 βγδ M2
3752 2 α ---
3753 4 β M2
3754 4 β C7
3755 8 β ---
3756 1 α ---
3757 1 α ---
3758 5 β ---
3759 12 β ---
3760 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 293 -1.3
-2 h 307 -0.8
-4 h 317 +1.6
-6 h 324 +1.1
-8 h 324 +3.1
-10 h 330 +0.4
-12 h 345 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 9 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
7/19 0.3 1x10^2
7/18 0.4 1x10^2
7/17 0.5 2x10^2
7/16 0.4 2x10^2
7/15 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 7/14 09:56 M5.3、M5.0などの中規模フレアが発生しています。太陽風は低速の状態です。
2024/ 7/15 10:39 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 7/16 13:28 太陽風磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動がやや強まりました。
2024/ 7/17 13:06 X1.9の大規模フレアが発生しました。3738黒点群は西の端に達しています。
2024/ 7/18 12:25 太陽風は低速の状態が続いています。M5.0の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2024/ 7/19 11:57 更新
太陽風はより低速になっています。太陽のフレアはやや穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、350km/秒から290km/秒へ下がり、
より低速の状態になっています。
SDO衛星AIA193を見ると、
北半球のコロナホールは北西(右上)にだいぶ進んでいます。
この領域の影響は来ないままかもしれません。

太陽風の磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。
南北成分は、グラフの中心部で南向きになる時間帯があり、
AE指数には300nTの小規模の高まりが発生しています。
その後は、磁場は0nT付近で小さく変化する様になり、
AE指数も変化がなくなって、現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部や東側(左側)にコロナホールは見えていません。
太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。


太陽は、中心部南東側(左下)の3751黒点群で、
M2.2、M2.0の中規模フレア、
北東(左上)の3754群でC7.4の小規模フレアなどが発生しています。

X線グラフは変化が少なくなっていて、
全体としては落ち着いている印象です。

可視光写真を見ると、小さい黒点も多いですが、
NOAA/SWPCによる群番号が18群に達しています。
WDC-SILSOによる日々の黒点相対数の速報値、
The estimated international sunspot number では、
16日は 288、18日は 284 という値が発表されています。
今回、第25期の最高値が更新されるかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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