宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、X1.2の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/16 11:52 M1.4
07:28 C9.4
06:33 C9.8
05:03 C7.9
01:11 C4.5
7/15 19:08 M1.9
18:15 M2.7
17:07 C4.3
14:07 C7.1
12:31 M1.2
11:03 C3.8
06:54 C8.2
06:20 C7.1
05:52 M1.0
05:11 C8.1
04:39 C6.8
03:06 C4.8
02:22 C4.2
01:11 C5.5
7/14 23:35 C4.4
22:23 C5.1
21:41 C5.6
21:00 C7.0
19:15 M1.0
17:03 C7.1
13:35 C8.7
13:07 M3.0
12:48 M1.0
11:22 X1.2
10:54 C7.8
10:09 M1.7
07:46 M5.0
04:27 M1.0
00:42 M1.9

黒点  7/16 (NOAA)
磁場 フレア
3738 19 βγδ X1
3743 15 β ---
3744 7 β C8
3745 3 β ---
3747 2 α M2
3748 4 β ---
3749 4 β ---
3750 9 β ---
3751 10 βγ C8
3752 1 α ---
3753 7 β ---
3754 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 349 +5.0
-2 h 348 -0.0
-4 h 357 -6.2
-6 h 334 -1.8
-8 h 305 +2.8
-10 h 319 -2.1
-12 h 302 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
7/16 0.4 2x10^2
7/15 0.4 2x10^2
7/14 0.4 2x10^2
7/13 0.3 2x10^2
7/12 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 7/11 12:37 太陽風は低速の状態です。3738黒点群でMクラスのフレアが続きました。
2024/ 7/12 13:14 太陽風は低速の状態が続いています。太陽のフレアは少なくなっています。
2024/ 7/13 08:37 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 7/14 09:56 M5.3、M5.0などの中規模フレアが発生しています。太陽風は低速の状態です。
2024/ 7/15 10:39 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2024/ 7/16 13:28 更新
太陽風磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動がやや強まりました。

担当 篠原

今朝、16日6時半(世界時15日21時半)頃に、
太陽風の変化がACE衛星で観測され、
速度は300km/秒から350km/秒へ、
磁場強度は2〜4nTから10nTへ、
それぞれ高まっています。

速度は、変化の後も低速の状態が続いています。
一方、磁場強度はその後更に強まって、
現在は15nTに達しています。

変化の始まりで、磁場が南向きに強まり、
-7nT程度の変化が2〜3時間ほど発生しています。
速度が遅いため、磁気圏への影響は限定的でしたが、
AE指数で700nTの中規模の変化が発生しています。

現在は、磁場が北向きに切り替わっていて、
磁気圏は穏やかになっている様です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球の中〜高緯度域にコロナホールが見えています。
2〜3日後から、太陽風の速度が高まるかもしれません。


太陽は、西の端(右端)に近付いた3738黒点群で、
昨日の昼から夜にかけて、
M1.2、M2.7、M2.9の中規模フレアが発生しています。
この後、3738群は西の端に沈んで行きます。

また、中心部北側の3744群で、
先程、16日12時(世界時16日3時)に
M1.4の中規模フレアが発生しています。

北東の端(左上)の少し向こう側では、
今朝、16日9時(世界時16日0時)に
C8.8の小規模フレアが発生し、
それに伴って、コロナの噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 131と304の動画を掲載します。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
規模は小さいですが、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左に向かって広がっています。



北東の端の向こう側で発生したC8.8の小規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


北東の端の向こう側で発生したC8.8の小規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEが太陽の左側に広がっています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。