宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:25)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
また、M2.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/23 11:05 M1.8
10:46 C8.5
09:48 C4.1
05:52 C8.5
03:39 C7.3
5/22 22:47 M1.2
20:33 C3.6
15:54 C3.5
12:41 M2.3
12:05 M1.5
07:30 C3.9
04:23 M1.9
00:57 C6.9
5/21 22:48 C6.6
22:30 C7.0
16:25 C4.8
14:52 C4.3

黒点  5/23 (NOAA)
磁場 フレア
3674 1 α C4
3679 14 βγδ M2
3684 10 βγ ---
3685 20 βγ C5
3686 9 β ---
3689 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 378 +1.9
-2 h 393 +1.5
-4 h 394 +1.2
-6 h 372 +6.6
-8 h 382 +7.0
-10 h 346 +4.0
-12 h 361 +4.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -2 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
5/23 0.3 6x10^2
5/22 0.4 1x10^3
5/21 0.5 1x10^3
5/20 0.7 1x10^3
5/19 1.0 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 5/18 13:43 太陽風の次の乱れが到来して、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 5/19 12:55 太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。
2024/ 5/20 13:18 太陽風は平均的な速度が続いています。
2024/ 5/21 11:51 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 5/22 15:14 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 5/23 11:25 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。4月の黒点相対数は 136.5 でした。

担当 篠原

活発なフレアや磁気嵐の発生のため遅くなってしましましたが、
4月の太陽黒点の状況をお知らせします。

WDC-SILSOの発表では、4月の黒点相対数は 136.5 でした。
130台に達したのは2023年9月の134.2以来で、約半年ぶりです。
1枚目の図を見ると、しばらく低めの値が続いていました。

黒点相対数の1日値を見ると、
4月の前半は2桁の低い数字が続きました。
2枚目の動画を見ると黒点が少なくなっています。
(日食の関係で群番号の図を作っていない期間があります)
しかし、後半に入ると黒点が一気に増え、
17日には200台に達し、23日に266まで高まりました。
これは、2023年6月22日の240を超えて、
第25期の新しい最高記録です。

3枚目に2019年以降の1日値のグラフを掲載します。
今回、黒点が急に増えた様子が良く分かります。

この後の黒点数はどの様に推移するでしょうか。



現在の太陽は、南西の端(右下)に近付いた3679黒点群で、
M1.2の中規模フレア、C3.5の小規模フレアなどが発生し、
中心部南側の3685群で、
C8.5の小規模フレアが発生するなど、
これらの領域である程度の活動が続いています。


太陽風は、速度は400km/秒から350km/秒に下がり、
再び380km/秒に少し上がっています。
やや低速の状態です。
磁場強度は、6nTから9nTに上がって、6nTに戻っています。
どちらも小幅の変化です。

磁場の南北成分は、北寄りの状態が続いています。
このため磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態です。




太陽黒点相対数の長期変化。4月の黒点相対数は 136.5 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


黒点相対数の1日値と3か月平均値
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


4月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。