宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
今日、M2.0の中規模フレアが発生しました。
また、M7.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/21 09:03 C3.7
08:13 C8.9
07:49 M2.0
06:25 C3.4
3/20 23:45 C3.3
22:26 C3.2
18:48 C6.3
16:17 M7.4
13:33 C1.7
11:20 C4.0
09:54 C6.1
08:22 M2.1
06:17 C6.0
04:52 C5.8
02:22 C7.1
00:54 C2.7
3/19 21:34 C5.9
20:30 C3.6
18:57 C2.8
15:13 C4.2
14:43 C2.2
14:09 C5.3
12:37 C5.2
11:24 M1.4
10:11 C3.7
03:42 M6.7
00:09 C3.1

黒点  3/21 (NOAA)
磁場 フレア
3607 10 β ---
3608 2 α ---
3613 5 β ---
3614 4 βδ ---
3615 20 βγδ M7
3616 6 β C6
3617 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 359 +3.0
-2 h 333 +0.9
-4 h 311 -1.4
-6 h 317 -3.7
-8 h 320 -2.3
-10 h 325 +0.4
-12 h 321 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 13 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
3/21 0.3 1x10^2
3/20 0.5 2x10^2
3/19 1.1 8x10^2
3/18 2.0 3x10^2
3/17 10.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/16 12:08 太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。
2024/ 3/17 12:41 太陽の南東の端で中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2024/ 3/18 12:37 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は更に低速になっています。
2024/ 3/19 13:00 M6.7の中規模フレアが発生しました。太陽風の小さい強まりが到来しました。
2024/ 3/20 13:11 3615黒点群でフレアの発生が続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2024/ 3/21 13:21 更新
M7.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の小さい乱れが到来しています。

担当 篠原

太陽の南東側の3615黒点群で、
昨日の午後、20日16時半(世界時20日7時半)に、
M7.4の中規模フレアが発生しました。
世界時18日に発生したM6.7に続いて、
やや規模の大きい中規模フレアの発生です。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

3615群では、今朝、21日8時(世界時20日23時)にも
M1.9の中規模フレアが起きています。
黒点群の広がりも大きく、引き続き注目してください。

また、SOHO衛星LASCO C2、C3では、
今日未明、21日2時半(世界時16日17時半)頃から、
太陽の下へ向かって広がるCME(コロナ質量放出)が
観測されています。
太陽の向こう側で発生した現象の様です。


太陽風は、21日11時(世界時21日2時)に、
速度が320km/秒から350km/秒へ、
磁場強度は、少し遅れてですが、3nTから14nTへ
それぞれ高まる変化が到来しています。
18日のニュースで紹介した
太陽の南側で発生したフィラメント噴出による
CMEの乱れがやって来たのかもしれません。

速度の高まりは小さく、現在も低速の状態です。
磁場は強まっていますが、南北成分は北寄りで、
この傾向が続くと、磁気圏は穏やかな状態が続きそうです。

SDO衛星AIA193を見ると、
コロナホールが太陽の中心線に達しています。
3日後の24日頃から、
この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。




3615黒点群で発生したM7.4の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の下側へ広がるCME。太陽の向こう側で発生した現象の様です。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。