宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:37)
今日、M2.7の中規模フレアが発生しました。
また、M3.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/18 12:22 M2.7
05:57 C4.9
00:30 C4.9
3/17 22:11 C3.1
21:07 C5.5
19:37 C4.3
16:34 C2.8
14:33 C3.8
13:35 C3.5
12:54 C6.6
09:33 C2.9
06:31 M1.1
04:08 C8.2
01:23 M3.5
3/16 13:35 C1.1

黒点  3/18 (NOAA)
磁場 フレア
3607 5 β ---
3608 10 β ---
3611 1 α ---
3612 2 α C5
3613 7 β C2
3614 1 α C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 290 +2.9
-2 h 294 +3.0
-4 h 301 +2.6
-6 h 305 +1.3
-8 h 327 +1.0
-10 h 332 +1.1
-12 h 342 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.4 1x10^2
3/18 2.0 3x10^2
3/17 10.5 3x10^2
3/16 16.7 5x10^2
3/15 6.8 3x10^2
3/14 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/13 12:49 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 3/14 13:29 太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動が活発になりました。
2024/ 3/15 14:11 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかに推移しそうです。
2024/ 3/16 12:08 太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。
2024/ 3/17 12:41 太陽の南東の端で中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2024/ 3/18 12:37 更新
Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は更に低速になっています。

担当 篠原

昨日の昼、17日11時(世界時17日2時)頃に
太陽の南側で発生したフィラメント噴出による
CME(コロナ質量放出)の動画を掲載します。

左下への噴出が目立っていますが、
右下方向にもガスが淡く広がっています。
地球へやって来るかどうかはっきりしませんが、
4日くらいかかると考えると、
21日頃に太陽風の乱れが到来するかもしれません。
磁場が強まって南向きに変化すると、
磁気圏の活動が強まる可能性があります。

その後の太陽は、南東の端(左下)で、C6.6、C4.3、C5.5、
北東の端(左上)の3614群で、C3.8、C3.1、
北西の端(右上)の3612群で、C4.9が2回など、
あちこちで小規模フレアが続いています。

東端では、南北に黒点群が現れています。
今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、速度が350km/秒から290km/秒へ下がり、
更に低速になっています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、
AE指数は変化が見られない状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南東側にコロナホールが見えています。
3日後くらいに太陽の中心線に達して、
その3日後くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。
しばらく先ですが、注目してください。



太陽の下側にCMEが広く広がっています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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