宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
昨日、C2.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 6 --- ---
3/ 5 23:08 C1.9
20:11 C2.6
3/ 4 12:09 C2.4
11:50 C2.3
08:26 C1.9
01:42 C2.9

黒点  3/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3591 1 α ---
3595 2 β C2
3596 1 α ---
3598 1 β C3
3599 6 βγ C2
3600 1 α C1
3601 3 β ---
3602 4 β C2
3603 1 α ---
3604 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 430 -0.4
-2 h 400 -2.9
-4 h 391 +3.2
-6 h 386 +3.7
-8 h 400 +2.1
-10 h 400 -1.3
-12 h 391 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -29 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -28 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
3/ 6 0.3 2x10^2
3/ 5 0.3 1x10^2
3/ 4 0.3 1x10^2
3/ 3 0.3 4x10^2
3/ 2 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/ 1 13:11 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 3/ 2 13:21 太陽風は低速になっています。太陽も穏やかです。
2024/ 3/ 3 09:58 太陽風の速度は更に下がり、かなり低速になっています。
2024/ 3/ 4 09:22 太陽風の急な強まりが到来し、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 3/ 5 13:15 太陽風の磁場の強まりは終わっています。速度はやや低速です。
最新のニュース

2024/ 3/ 6 13:31 更新
太陽風は平均的な状態です。2月の黒点相対数は 124.7 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、2月の黒点相対数は 124.7 と発表されました。
1月の 123.0 とほぼ同じ値で推移しています。

2月は、9日にX3.3、22日にX6.3など、
Xクラスの大規模フレアが5回発生して活動が強まっていました。
可視光写真の動画を見ても、
3576群、3590群(X6.3はこの領域で発生しました)と、
大型の黒点が目立っています。

1枚目の図で前の第24期と比べると、
現在は極大期の中間点付近に達していると考えられます。
引き続き、活動の高まりに注目して下さい。



現在の太陽は、南西の端近く(右下)の3598黒点群でC2.6、
中心部の南東側(左下)の3599群でC1.9
などの小規模フレアが発生した程度で、
フレアの発生は穏やかな状態です。

一方、今朝、6日5時(世界時5日20時)頃に、
南東側でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
薄暗く見える細い筋が、下へ向かって飛び出しています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
CME(コロナ質量放出)が広がる様子が撮影されています。
地球に対して横向きの噴出になっている様なので、
影響はなさそうです。


太陽風は、速度は400km/秒付近、磁場強度は5nT付近と
どちらも平均的な状態で推移しています。
グラフの最後で速度が上がり始めている様にも見えますが、
この後はどの様になるでしょうか。

磁気圏は基本的には穏やかですが、
AE指数では、
300〜500nTの小規模の変化が時々発生しています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。



太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 124.7 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


2月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


南東側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の下側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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