宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
今日、X6.3の大規模フレアが発生しました。
また、X1.9の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/23 07:11 X6.3
05:29 M4.8
03:36 C5.7
02:47 C4.5
02:07 C4.6
01:22 C9.4
00:30 C3.4
2/22 20:33 C3.4
15:20 X1.7
12:39 C4.0
09:00 M1.5
07:56 X1.9
07:25 C4.3
05:32 C4.0
03:15 C3.4
00:42 C4.1
2/21 22:44 C2.2
10:56 C4.3
09:45 C3.0
09:21 C2.4
01:59 C2.7
00:50 C2.8

黒点  2/23 (NOAA)
磁場 フレア
3586 2 α ---
3590 24 βγδ X5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 339 +1.9
-2 h 345 +2.4
-4 h 351 +3.0
-6 h 351 +2.5
-8 h 328 +2.7
-10 h 305 +2.3
-12 h 328 -2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 75 -/ -
-2 h 62 -/ -
-4 h 52 -/ -
-6 h 43 -/ -
-8 h 35 -/ -
-10 h 44 -/ -
-12 h 50 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
2/23 0.4 9x10^1
2/22 0.5 1x10^2
2/21 0.7 1x10^2
2/20 0.8 2x10^2
2/19 1.1 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/18 12:48 太陽風は低速の状態です。太陽の向こう側で活動が発生しています。
2024/ 2/19 13:43 太陽風は低速で磁気圏も静穏です。
2024/ 2/20 13:01 太陽風はかなり低速になり、磁気圏も穏やかです。
2024/ 2/21 13:02 太陽風はかなり低速です。3590黒点群が目立っています。
2024/ 2/22 13:39 X1.8の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の状態です。
最新のニュース

2024/ 2/23 12:55 更新
X6.3の大規模フレアが発生しました。

担当 篠原

昨日の朝にX1.8の大規模フレアを起こした3590黒点群で、
その後、Xフレアが2回発生しています。

昨日の午後、22日15時半(世界時22日6時半)にX1.7、
そして、今朝、23日7時(世界時22日22時)にX6.3です。
SDO衛星AIA131による動画をそれぞれ掲載します。

X6.3のフレアは、世界時12月31日に発生したX5.0を超えて、
現在の第25活動周期最大のフレアになっています。

一方、SOHO衛星のLASCO C2、C3を見ると、
はっきり分かるほどのCME(コロナ質量放出)は
発生していない様です。
このため、太陽風の乱れはやって来ないのではないでしょうか。

3590黒点群の拡大写真を掲載します。
かなり大きいフレアを起こしましたが、
この後の活動はどうなるでしょうか。
引き続き注目してください。


太陽風は、速度は320〜340km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は、6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄り、後半は北寄りになっています。
南寄りの頃に、AE指数で200〜300nTの
小規模の変化が発生していましたが、
その後は変化がなくなり、現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールが、太陽の中央部に見えています。
この領域の影響で、
3日後くらいに太陽風の速度が高まるかもしれません。
どのくらいの変化がやって来るか、注目してください。




3590黒点群で発生したX1.7の大規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3590黒点群で発生したX6.3の大規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3590黒点群の拡大写真。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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