宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:00)
今日、C2.2の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 10:41 C2.2
09:18 C1.9
11/12 18:32 C2.4
13:31 C8.4
05:06 C2.4
03:21 C7.9
03:02 C4.7
02:05 M1.2
11/11 22:38 C2.1
21:26 C2.8
18:11 C6.5
17:26 C3.8
16:27 C2.5
15:03 C3.7
12:54 C7.1
12:28 C2.4
00:57 C3.4

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
3477 2 β M1
3483 8 βγ C7
3484 8 β C8
3485 6 β C2
3486 4 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 424 +1.6
-2 h 439 -5.0
-4 h 452 -7.4
-6 h 469 +5.8
-8 h 489 +7.9
-10 h 507 +7.4
-12 h 526 +8.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -51 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h 27 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^2
11/13 0.3 3x10^3
11/12 0.4 7x10^3
11/11 0.8 8x10^3
11/10 2.7 6x10^3
11/ 9 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/ 8 13:25 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2023/11/ 9 12:38 太陽風は、700km/秒と高速の状態が続いています。
2023/11/10 14:34 太陽でハロー型のCMEが発生しました。10月の黒点相対数は 99.4 でした。
2023/11/11 13:01 高速の太陽風が続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2023/11/12 09:58 太陽風は平均的な速度に戻っています。乱れはまだ到来していません。
最新のニュース

2023/11/13 13:00 更新
太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動は一時的な強まりになっています。

担当 篠原

太陽風の乱れは、昨日の午後、
12日14時半(世界時12日5時半)にDSCOVR衛星で観測されました。
速度は、460km/秒から520km/秒へ、
磁場強度は、2nTから5nTと、比較的小幅の変化でした。
速度は、その後、570km/秒まで高まり、以降は次第に低下して、
現在は420km/秒と平均的な状態に戻っています。

磁場強度は、反対に次第に強まっていて、
現在は11nTに達しています。

磁場の南北成分は、
乱れの最初に、-5nTと南向きが4時間ほど続き、
一旦、北向きに切り替わって強まり、
今朝、13日7時(世界時12日22時)に急に南向きに切り替わって、
-8nTの状態が3時間ほど続き、
現在は再び北向きになっています。

磁気圏の活動は、磁場が南を向いた頃に一時的に強まる程度で、
AE指数は、最初の南向きで、500nT〜1000nTの中規模の変化が見られ、
2回目の南向きでは、800nTの変化が発生しています。

現在の磁場は北向きになっているので、
この傾向が続くと、磁気圏は穏やかになるでしょう。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません、
今回の乱れが終わると、
太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。


太陽は、12日13時半(世界時12日4時半)に、
南西(右下)の3484黒点群で、
C8.4と大きめの小規模フレアが発生しました。

その後は、C1〜2の小さいフレアが発生した程度で、
太陽は穏やかな状態です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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