宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 9 05:05 C4.2
11/ 8 17:41 C6.8
11:50 C4.7
09:41 C2.3
07:56 C2.9
00:50 C2.0
11/ 7 14:39 C1.9

黒点 11/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
3477 6 β ---
3479 4 β C2
3480 6 β C2
3482 1 α ---
3483 13 βγ C7
3484 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 480 +2.0
-2 h 478 -0.0
-4 h 485 -0.0
-6 h 479 +1.2
-8 h 486 -2.2
-10 h 482 +1.0
-12 h 482 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -38 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -32 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
11/ 9 0.3 3x10^3
11/ 8 0.3 4x10^3
11/ 7 0.3 9x10^2
11/ 6 0.4 2x10^2
11/ 5 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/ 4 13:11 CMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2023/11/ 5 13:17 太陽風は低速ですが、磁場の強まりが到来しています。
2023/11/ 6 12:45 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が激しくなっています。
2023/11/ 7 13:35 太陽風の速度がより高まっています。太陽は穏やかです。
2023/11/ 8 13:25 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2023/11/ 9 12:38 更新
太陽風は、700km/秒と高速の状態が続いています。

担当 篠原

ACE衛星の観測によると、
太陽風の速度は、700km/秒とかなり高まった状態が続いています。
磁場強度は、6nTから4nTへゆっくり下がっています。
高速太陽風の領域は、後半へ入ろうとしている様です。

磁場の南北成分は北寄りの傾向が続き、
時々、南向きに変化しています。
このため、磁気圏の活動は磁場が南を向いた頃に強まり、
AE指数では700nTの中規模の変化が発生しています。
一方、その他の時間帯は穏やかになっています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の西の端(右端)に近付いています。
高速太陽風は、これから終わりに向かいそうです。


太陽は、中心部北西(右上)の3483黒点群で、
C6.8、C4.2などの小規模フレアが発生しています。
その他の領域は穏やかです。

昨夕、8日16時(世界時8日7時)に、
西の端でプロミネンス噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

これにより、太陽の右に向かって
CME(コロナ質量放出)が発生しています。
横向きなので地球への影響はありません。



太陽の西の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右へ噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。