宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:35)
昨日、C9.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 7 --- ---
11/ 6 22:49 C3.6
16:45 C2.9
16:07 C2.6
14:52 C3.5
12:22 C9.3
09:58 C4.7
06:09 C9.3
05:05 C2.5
02:37 C4.4
11/ 5 23:29 M1.7
20:33 M1.8

黒点 11/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3477 7 β ---
3479 1 α ---
3480 6 βγ M2
3482 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 479 -2.1
-2 h 479 -2.2
-4 h 482 -4.1
-6 h 485 -0.3
-8 h 478 -1.7
-10 h 493 -0.4
-12 h 561 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -69 -/ -
-2 h -62 -/ -
-4 h -52 -/ -
-6 h -55 -/ -
-8 h -66 -/ -
-10 h -67 -/ -
-12 h -68 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
11/ 7 0.3 5x10^2
11/ 6 0.4 2x10^2
11/ 5 0.4 1x10^4
11/ 4 0.6 5x10^3
11/ 3 0.5 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/ 2 12:31 太陽の南東の端でMフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/11/ 3 15:03 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2023/11/ 4 13:11 CMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2023/11/ 5 13:17 太陽風は低速ですが、磁場の強まりが到来しています。
2023/11/ 6 12:45 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が激しくなっています。
最新のニュース

2023/11/ 7 13:35 更新
太陽風の速度がより高まっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

ACE衛星の観測によると、
500km/秒と高速だった太陽風の速度は、
今日に入る頃に700km/秒まで高まり、
現在も680km/秒程度と高速の状態で推移しています。

一方、15nTに強まっていた磁場強度は、
昨夜以降次第に低下して、
現在は5nTと平均的な状態に戻っています。

CME(コロナ質量放出)による乱れに続いて、
コロナホールの影響が始まった様です。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
コロナホールは南西側(右下)に進んでいて、
影響が及び始める目安の位置に達しています。

太陽風磁場の南北成分は、
北を向いたり南を向いたり、頻繁に変化しています。
速度が高まっているため磁気圏の活動は強まりやすい状態で、
AE指数は、500〜1200nTの中・大規模の変化が
何度も発生しています。
昨日のAE指数の様な激しい変化ではありませんが、
磁気圏は活動的な状態が続いています。

-165nTまで発達したDst指数(速報値)は、
その後は変化が次第に小さくなっています。


太陽は、昨日のニュース以降は
X線グラフの変化が少なくなっています。
昨日注目した3480黒点群は穏やかになっています。



Dst指数(速報値)は、変化が次第に小さくなっています。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。