宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:03)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 3 10:20 C4.5
07:42 C4.2
05:14 C2.7
04:12 M1.0
11/ 2 21:06 M1.6
20:14 C3.9
15:15 C6.4
14:00 C4.9
10:50 C3.9
11/ 1 20:40 M1.4
17:47 C3.1
15:11 M1.1
09:22 C6.9
06:51 C5.0
05:18 C3.9

黒点 11/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3472 11 β C3
3473 1 α C4
3474 20 βγ M2
3476 2 β ---
3477 4 β C4
3478 1 α ---
3479 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:55 481 +0.6
-2 h 459 -0.8
-4 h 438 +0.4
-6 h 465 +0.7
-8 h 478 -1.3
-10 h 454 -0.3
-12 h 432 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -3 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
11/ 3 0.3 4x10^3
11/ 2 0.3 4x10^3
11/ 1 0.3 3x10^3
10/31 0.3 4x10^3
10/30 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/29 12:57 太陽風が高速になっています。磁気圏の活動も高まっています。
2023/10/30 13:51 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。
2023/10/31 12:30 太陽風は高速の状態が続いていますが、磁気圏は穏やかになっています。
2023/11/ 1 14:15 太陽風の速度は次第に低下して、やや高速になっています。
2023/11/ 2 12:31 太陽の南東の端でMフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2023/11/ 3 15:03 更新
太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

1日にMクラスのフレアが発生していた
太陽の南東の端(左下)から、新しい黒点が現れました。
この領域では、
今朝、3日4時(世界時2日19時)にM1.0の中規模フレア、
3日10時半(世界時3日1時半)にC4.5の小規模フレア
などが発生しています。
引き続き注目してください。

太陽の向こう側でも活動が起きている様で、
SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、
2日12時半(世界時2日3時半)に太陽の左上、
2日16時(世界時2日7時)に左下に向かって、
CME(コロナ質量放出)が広がっています。

また、3日13時半(世界時3日4時半)頃に、
太陽の北西側(右上)でフィラメント噴出が発生しています。
発生直後なので変化の途中までですが、
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。

CMEが発生していると思われますが、
斜め方向なので、
太陽風の乱れは地球へやって来るかもしれません。


太陽風は、ACE衛星の観測によると、
速度は400km/秒台を割って、360km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度も3nTとやや弱くなっています。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが太陽の中心線に近付いています。
4日後くらいから影響が始まりそうです。



太陽の向こう側で発生した2つのCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の北西側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。