宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:23)
今日、M1.9の中規模フレアが発生しました。
また、M8.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/23 13:11 C2.3
11:58 C2.7
08:43 C8.6
07:28 M1.9
06:17 C2.7
05:18 C3.3
04:26 C9.8
02:07 M1.5
00:56 M1.4
9/22 23:41 C1.9
21:34 C3.8
20:29 C7.3
17:37 C5.3
15:56 C6.5
14:28 C6.3
13:18 C8.3
11:28 M1.2
04:36 C2.8
01:02 C3.2
9/21 21:47 M8.7
19:11 C2.5
14:28 C1.6
10:34 C2.2
06:31 C4.7
03:36 C5.5
02:38 C4.1

黒点  9/23 (NOAA)
磁場 フレア
3433 1 α ---
3435 6 β M9
3437 5 β M1
3438 12 β C7
3439 2 β ---
3440 1 α ---
3441 8 β ---
3442 1 α C5
3443 15 βγ M2
3444 1 α ---
3445 9 β ---
3446 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 371 -2.4
-2 h 401 -1.6
-4 h 407 -2.3
-6 h 404 -1.2
-8 h 419 -2.0
-10 h 405 -0.4
-12 h 412 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
9/23 0.3 6x10^3
9/22 0.3 3x10^3
9/21 0.3 8x10^3
9/20 0.3 4x10^3
9/19 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/18 13:15 CMEによる太陽風の乱れが近付いています。太陽風は平均的な速度です。
2023/ 9/19 14:04 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/20 13:31 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/21 13:59 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/22 13:31 M8.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2023/ 9/23 14:23 更新
太陽風は平均的な状態です。Mフレアが3回発生しています。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと
どちらも平均的な状態です。
グラフの最後で速度が380km/秒に少し下がっていますが、
この後、低速になっていくのでしょうか。

磁場の南北成分は、弱い南寄りの状態が続いています。
このため磁気圏の活動は少し強まっていて、
AE指数は300〜600nTの小中規模の変化が
連続的に発生しています。

磁場の南寄りの状態はどこまで続くでしょうか。


太陽は、北西(右上)の3443黒点群で、M1.4、M1.5、
中心部の3435群でM1.9と中規模フレアが3回。
また、南西の端(右下)の3437群でC9.8の小規模フレアなど、
フレアが頻繁にあちこちで発生しています。
X線グラフは次々にフレアのピークが発生しています。

また、SDO衛星AIA304を見ると、
22日16時(世界時22日7時)頃に
太陽の中心部でフィラメント噴出が発生していて、
その後、右側の領域でも噴出が続いています。

これらの活動により、SOHO衛星LASCO C3では、
CME(コロナ質量放出)が次々に飛び出しています。
中心部で発生した場合は、
太陽風の乱れが地球へやって来る可能性があります。
変化はあまり大きくないと思いますが、
3日後くらいの太陽風に注目して下さい。



太陽の中心部で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽から次々とCMEが発生しています。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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