宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
今日、M1.9の中規模フレアが発生しました。
また、M2.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 4 12:41 M1.9
12:09 C3.0
10:00 C4.6
08:39 C7.9
04:40 C5.0
03:38 C2.8
03:00 C3.3
8/ 3 22:27 C3.6
20:30 M2.0
17:44 C6.4
15:15 C3.0
13:26 C2.9
12:26 C3.4
11:11 C4.1
10:31 C3.7
06:11 C7.9
04:10 M1.1
01:51 C6.6
01:03 M1.3
00:14 C5.4
8/ 2 23:48 M1.7
20:11 C9.4
19:45 M1.2
16:52 M1.3
15:50 C5.2
14:09 C4.7
13:37 C3.5
09:16 C7.8
06:39 M1.0
04:50 C5.2

黒点  8/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3380 10 β M2
3386 6 β ---
3387 5 β ---
3388 1 α ---
3391 1 α ---
3392 7 β C5
3393 1 α ---
3394 2 α C4
3395 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 346 +4.5
-2 h 335 +2.4
-4 h 333 +1.3
-6 h 332 -0.6
-8 h 341 +2.5
-10 h 357 +4.0
-12 h 366 +2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/ 4 0.3 1x10^2
8/ 3 0.3 2x10^2
8/ 2 0.6 3x10^3
8/ 1 2.0 2x10^3
7/31 12.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/30 13:41 29日朝にハロー型のCMEが発生し、太陽風の変化が到来しそうです。
2023/ 7/31 13:48 太陽風はやや高速の状態です。太陽は比較的落ち着いています。
2023/ 8/ 1 15:10 太陽風はやや低速です。太陽の中心部でフィラメント噴出が発生しました。
2023/ 8/ 2 14:43 太陽風磁場の強まりが到来しています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 8/ 3 14:03 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まりました。
最新のニュース

2023/ 8/ 4 13:20 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。7月の黒点相対数は 159.1 でした。

担当 篠原

7月の黒点相対数は 159.1 と、WDC-SILSOより発表されています。
6月の163.4に続いて、
24期の最高値である146.1を上回る値になっています。

7月は、1日値の最低値が15日の129と大きくは下がらず、
1か月を通して安定して黒点が現れ続けた様です。
1か月間の動画を見ても、常に多くの黒点が見えています。

参考に、月平均値が今期最高となった6月では、
13日に91に下がっています。



現在の太陽は、
フレアが続いていた3380黒点群が南西の端(右下)に達して、
この後見えなくなります。
昨夜、3日21時(世界時3日12時)に発生したM2.0の中規模フレアが、
今のところ最後のMクラスになっています。

その他の領域では、C2〜3の小規模フレアが発生した程度で、
太陽は穏やかになりそうです。


太陽風は、昨夕、3日18時半(世界時3日9時半)に、
磁場強度が5nTから7nTへ急に強まり、
その後、半日ほどかけて10nTへ強まる変化が発生しています。
変化としては、特に大きいものではありません。
速度は350km/秒前後と低速の状態が続いています。

磁場の南北成分は、0nT付近か北向きに変化しています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数は一時的に500nTの変化が発生していますが、
その後は変化がなくなっています。



太陽黒点相対数の長期変化。7月の黒点相対数は 159.1 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


7月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。