宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、C4.9の小規模フレアが発生しました。
また、M4.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/25 13:16 C2.7
11:15 C2.3
06:10 C4.9
02:28 C3.0
01:03 C2.7
6/24 21:11 M1.1
18:14 C4.1
16:15 C2.4
09:01 C2.7
05:58 C2.7
6/23 18:59 C2.9
12:22 C4.6
08:31 M4.9

黒点  6/25 (NOAA)
磁場 フレア
3335 4 β C5
3337 6 β M1
3338 4 α C2
3339 7 β C2
3340 18 β M5
3341 4 β C3
3345 1 α ---
3346 2 β ---
3347 3 β ---
3348 2 β ---
3349 2 β ---
3351 1 α ---
3352 3 β ---
3353 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 517 +1.2
-2 h 512 +2.5
-4 h 505 -8.6
-6 h 475 -7.0
-8 h 502 -6.0
-10 h 466 +0.7
-12 h 472 -4.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
6/25 0.4 4x10^3
6/24 0.4 5x10^3
6/23 0.4 6x10^3
6/22 0.4 4x10^3
6/21 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/20 13:05 太陽風は平均的な状態で、磁気圏はやや活動的です。
2023/ 6/21 14:08 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/22 12:41 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/23 13:44 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/24 09:29 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少し強まっています。
最新のニュース

2023/ 6/25 13:31 更新
太陽風は高速になっています。磁気圏活動が一時的に強まりました。

担当 篠原

太陽風の速度は450km/秒付近で推移していましたが、
今朝早くに一段高まって、
現在は520km/秒と高速の状態になっています。
磁場強度は、5〜10nTの間をゆっくり変化しています。

磁場の南北成分は、
北向いたり、南を向いたり、ゆっくり変化していましたが、
グラフの後半で、-10nTの南向きの強まりが
4時間ほど発生しています。
この影響で、AE指数は1000nTに達する大きい変化が
しばらく発生しています。

現在は磁場の南向きの強まりは終わっているので、
磁気圏も穏やかになっています。

太陽風速度の高まりは、この後どの様に推移するでしょうか。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、速度はゆっくりと下がっています。


太陽は、北西(右上)の3337黒点群でM1.1の中規模フレア
南西(右下)の3335群でC4.9の小規模フレアが発生し、
その他の領域でもC1〜3の小規模フレアが発生しています。

可視光写真では、あちこちに黒点群が見えています。
現在は3340群の活動が目立っている印象です。
引き続き注目して下さい。

また、今日未明から今朝にかけて、
GOES衛星SUVI 304で、
太陽の南東の端(左下)でプロミネンスが
きれいに噴き上がる様子が見えていました。
動画を掲載します。



南東の端のプロミネンスの噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。