宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:44)
今日、M4.9の中規模フレアが発生しました。
また、X1.1の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/23 12:22 C4.6
08:31 M4.9
6/22 22:22 C3.3
19:47 M1.1
17:18 C4.1
10:03 C6.2
05:42 C5.5
05:10 C4.4
03:10 C2.8
00:34 M1.0
6/21 21:36 M1.1
19:44 C5.2
16:41 C3.3
12:04 C3.5
01:29 X1.1
00:44 M1.0
00:28 C7.1

黒点  6/23 (NOAA)
磁場 フレア
3333 5 β ---
3334 3 β ---
3335 9 β ---
3337 6 β M1
3338 4 β ---
3339 9 β ---
3340 12 β ---
3341 7 β X1
3344 2 β ---
3345 5 β ---
3346 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:33 411 -1.0
-2 h 394 +0.0
-4 h 411 -0.5
-6 h 403 -4.5
-8 h 414 -3.2
-10 h 402 -4.2
-12 h 419 -4.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -4 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
6/23 0.4 6x10^3
6/22 0.4 4x10^3
6/21 0.4 6x10^3
6/20 0.3 7x10^3
6/19 0.3 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/18 10:48 高速太陽風は終わりかけています。フィラメント噴出が発生しました。
2023/ 6/19 13:49 M2.5、M1.4のフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/20 13:05 太陽風は平均的な状態で、磁気圏はやや活動的です。
2023/ 6/21 14:08 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/22 12:41 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 6/23 13:44 更新
M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

今朝、23日8時半(世界時22日23時半)に、
太陽の南東(左下)の3341黒点群で、
M4.8の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

3341群は、昨夜、22日20時(世界時22日11時)にも
M1.1の中規模フレアを起こしていて、
活動的な状態が続いています。

STEREO Ahead衛星COR2では、
太陽の左下に飛び出すCME(コロナ質量放出)が観測されています。
地球に対しては横向きの噴出になっている様です。

太陽では、北東の端(左上)付近でも活動が見えています。
この後、どの様な領域が現れるでしょうか。


太陽風は、速度が400km/秒、磁場強度は5nTと
平均的な状態になっています。
磁場の南北成分は、グラフの中盤で南向きの状態が続いています。
このため、AE指数は500〜800nnTの中規模の変化が
半日ほど続いています。

太陽風のグラフの後半では、
磁場は0nT付近で変化する様になっています。
これ以降は、磁気圏は穏やかになりそうです。




3341黒点群で発生した、M4.8の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下に飛び出すCME。
(c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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