宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
今日、C2.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/23 00:55 C2.0
4/22 15:54 C2.0
10:35 C4.8
07:15 C4.0
02:30 M1.7
4/21 07:27 C2.3
01:07 C3.3

黒点  4/23 (NOAA)
磁場 フレア
欠測 --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 363 -2.2
-2 h 365 -2.6
-4 h 374 -1.9
-6 h 391 -3.0
-8 h 416 +1.0
-10 h 389 -3.6
-12 h 404 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 8 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.8 1x10^2
4/23 2.2 4x10^2
4/22 1.6 2x10^2
4/21 0.4 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/18 14:01 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/19 16:31 太陽風の急な強まりが到来しました。速度は高速になっています。
2023/ 4/20 13:51 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が活発になりました。
2023/ 4/21 13:31 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/22 12:31 M1.7の中規模フレアが発生しました。ハロー型のCMEが発生しています。
最新のニュース

2023/ 4/23 13:18 更新
太陽風は低速になっています。CMEによる太陽風の乱れが明日到来する可能性があります。

担当 篠原

昨日の未明に発生したCME(コロナ質量放出)による
太陽風の乱れの到来は、
24日15時(世界時24日6時)頃になる可能性があると
NOAA/SWPCが予報を発表しています。

この場合、乱れは2日半で
地球までやって来ることになります。
明日の午後以降は太陽風の変化に注目してください。

現在の太陽風は、速度が350〜370km/秒に下がり、
低速になっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの後半から南寄りになっていて、
AE指数は小規模の変化が見られる様になっています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールは西側に進んでいます。
緯度が高めですが、
どのくらいの影響がやって来るでしょうか。


太陽は、C2の小さい小規模フレアが2回発生した程度で、
穏やかな状態になっています。

M1.7の中規模フレアを起こした3283黒点群も、
C2.0が1回だけと落ち着いた状態です。



CMEによる太陽風の乱れは、24日15時(世界時24日6時)頃に到達する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。