宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:01)
昨日、C9.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/18 --- ---
4/17 23:19 C6.9
17:32 C2.3
15:24 C7.0
13:09 C4.1
04:46 C3.7
02:31 C9.0
4/16 15:33 C4.0
12:31 C3.3
02:15 C5.4
01:14 C3.3

黒点  4/18 (NOAA)
磁場 フレア
3272 4 β ---
3275 1 α ---
3276 4 α ---
3279 15 β C2
3280 3 βγ C5
3281 16 βγ C7
3282 21 βγ C7
3283 6 β ---
3284 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:53 432 +3.1
-2 h 438 +4.5
-4 h 465 +2.2
-6 h 459 +5.7
-8 h 414 +1.2
-10 h 408 +4.8
-12 h - +5.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 26 -/ -
-2 h 22 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
4/18 0.4 3x10^2
4/17 0.3 2x10^2
4/16 0.4 2x10^2
4/15 0.4 2x10^2
4/14 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/13 12:19 太陽風は平均的な速度になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/14 13:58 太陽風はやや低速になっています。黒点が次第に増えています。
2023/ 4/15 13:17 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速になっています。
2023/ 4/16 14:37 フィラメント噴出とCMEが発生しています。オーロラとFalcon 9の渦巻きをどうぞ。
2023/ 4/17 14:17 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。オーロラとFalcon 9の渦巻きの続きをどうぞ。
最新のニュース

2023/ 4/18 14:01 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
350km/秒と低速の状態からゆっくりと上がり、
現在は430km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、8nTとやや強まった状態です。

SDO衛星AIA193で3日前頃に見えていた、
淡いコロナホールの影響が来ているのでしょうか。

磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。

今日のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南東の端近く(左下)にコロナホールの薄暗い領域が見えています。
緯度が高めですが、
4〜5日後くらいに影響がやって来るかもしれません。


太陽は、南東の3283黒点群で、
C7.0、C6.9の小規模フレアが発生しています。

また、17日14時(世界時17日5時)頃に、
中心部の北側(上側)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
ダークフィラメントの薄暗い筋が
右上に向かって飛び出す様子が見えています。

また、17日21時(世界時17日12時)頃には、
中心部東側(左側)で爆発現象が発生した様で、
SDO衛星AIA193では、コロナが激しく動く様子が見えています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では
CME(コロナ質量放出)は特に見えていませんが、
中心付近で発生しているので、
3日後くらいに太陽風磁場の強まりなどが
やって来るかもしれません。

その時に、磁場が南向きに強まると、
磁気圏の活動も活発になる可能性があります。



太陽の中心部北側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の中心部東側で発生した爆発現象。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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