宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 08:03 C2.9
10/ 6 14:16 C1.3
13:20 C1.4
12:16 C2.6
05:12 C2.7
04:00 C2.8
10/ 5 19:33 C2.6
17:48 C3.5
15:11 C3.8
14:18 C1.2
10:54 C5.6
00:07 C4.2

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3111 1 α ---
3112 54 βγδ C6
3115 8 β ---
3116 13 β C3
3117 1 α ---
3118 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 476 +0.3
-2 h 493 -0.7
-4 h 509 +2.0
-6 h 505 +3.0
-8 h 498 -2.6
-10 h 512 -3.0
-12 h 498 +3.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^3
10/ 7 0.5 9x10^3
10/ 6 0.6 4x10^3
10/ 5 0.6 1x10^3
10/ 4 0.5 1x10^3
10/ 3 1.0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/ 2 14:18 M5.8、M8.7の中規模フレアが発生しました。
2022/10/ 3 13:23 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。
2022/10/ 4 12:57 Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風は高速です。
2022/10/ 5 13:51 M1.6の中規模フレアやフィラメント噴出が発生しています。太陽風は高速です。
2022/10/ 6 11:43 フレアの規模が小さくなっています。太陽風の速度は下がっています。
最新のニュース

2022/10/ 7 13:28 更新
太陽は穏やかになっています。9月の黒点相対数は 96.3 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、9月の黒点相対数は 96.3 と発表されました。
8月の75.4からは増加して90台に戻りましたが、
100に達するまでは増えませんでした。

11年前の2011年9月は、
第24期で初めて100を超えて、120.1に達しました。
それと比べると今期は遅れていますが、
図の13か月平均値(赤線)を見ると、
2022年初めは既に60を超えているのに対し、
11年前の2011年の初めはまだ50程度と低い値になっています。
結局、第24期と似た様な値で推移している様です。

第25期で初めて100を超えるのはいつになるでしょうか。



現在の太陽は、
今朝、7日8時(世界時6日23時)に
3116群で発生したC2.9の小規模フレアが発生した程度です。
太陽は、更に穏やかになっています。


太陽風は、速度の値がやや不安定になっていますが、
500km/秒前後で推移している様で、
高速の状態が続いている様です。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南向きの -5nT程度の変化がよく見られ、
速度が高まっていることと重なって、
磁気圏の活動を強めています。
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が次々に発生しています。

SDO衛星AIA193は、
南側に小ぶりのコロナホールが見られるだけです。
太陽風は穏やかな状態に向かいそうですが、
現在の高速風はどこまで続くでしょうか。




太陽黒点相対数の長期変化。9月の黒点相対数は 96.3 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


9月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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