宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 6 05:12 C2.7
04:00 C2.8
10/ 5 19:33 C2.6
17:48 C3.5
15:11 C3.8
14:18 C1.2
10:54 C5.6
00:07 C4.2
10/ 4 21:27 M1.6
16:48 C2.5
14:19 C1.6
13:18 C2.1
09:37 C4.4
06:51 M1.2
06:15 M1.7
05:00 M1.2
04:31 C6.0
00:24 M1.7

黒点 10/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3110 2 β M2
3111 1 α ---
3112 55 βγδ M2
3113 3 β ---
3115 8 β ---
3116 9 β ---
3117 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:34 467 -3.1
-2 h 466 +1.9
-4 h 469 +2.0
-6 h 505 -5.5
-8 h 521 +3.8
-10 h 525 -0.4
-12 h 517 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -50 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
10/ 6 0.6 4x10^3
10/ 5 0.6 1x10^3
10/ 4 0.5 1x10^3
10/ 3 1.0 2x10^2
10/ 2 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/ 1 13:41 太陽の北東の端でMフレアが2回発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/10/ 2 14:18 M5.8、M8.7の中規模フレアが発生しました。
2022/10/ 3 13:23 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。
2022/10/ 4 12:57 Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風は高速です。
2022/10/ 5 13:51 M1.6の中規模フレアやフィラメント噴出が発生しています。太陽風は高速です。
最新のニュース

2022/10/ 6 11:43 更新
フレアの規模が小さくなっています。太陽風の速度は下がっています。

担当 篠原

太陽は、昨日のニュース以降はフレアの規模が小さくなり、
X線グラフではピークはたくさん発生していますが、
C1〜3の小規模フレアばかりになっています。

それでも、北東(左上)の3112、3116黒点群では、
小さい活動が頻繁に発生しています。
再び活動が強まるかもしれないので、
引き続き注目してください。

昨日のニュースで紹介した
2つめのフィラメント噴出によるCMEを、
SOHO衛星LASCO C2の動画で紹介します。
太陽の右下に向かって噴出が発生していますが、
見え方は淡く、横方向に向かっています。
地球への影響はなさそうです。


太陽風は、今朝まで530km/秒の高速風が続いていましたが、
そこから低下して、
現在は460km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、4nTから一時的に9nTに強まって、
以降は6nT程度で推移しています。

磁場の南北成分は、南北に切り替わりながら変化しています。
磁気圏の活動はやや高まった状態で、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化が続き、
磁場が南向きに強まった頃には、
1000nTに達する変化も発生しています。

現在は太陽風の速度が下がってきたので、
磁気圏の活動も規模は小さくなりそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
中心部に小さいコロナホールと、
南の端近くに少し広いコロナホールが見えています。
広がりが小さかったり、緯度が高めだったりで、
地球への影響は小さそうです。
太陽風は穏やかに推移するのではないでしょうか。




昨日、5日10時半(世界時5日1時半)のフィラメント噴出によるCME。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。