宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:38)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/30 12:49 M1.0
12:21 C2.8
05:13 C5.5
9/29 23:41 C5.2
22:36 C5.0
20:52 C5.7
13:16 C5.5
9/28 14:24 C1.3
11:54 C1.9
09:41 C3.5
07:56 C2.2
04:49 C5.0

黒点  9/30 (NOAA)
磁場 フレア
3105 3 β C5
3107 8 β C5
3110 4 β ---
3111 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 505 -1.9
-2 h 494 +1.9
-4 h 498 -1.3
-6 h 506 +0.3
-8 h 518 -0.4
-10 h 538 -0.8
-12 h 527 -1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^1
9/30 0.7 1x10^2
9/29 0.8 1x10^2
9/28 1.9 2x10^2
9/27 1.8 1x10^4
9/26 1.1 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/25 13:07 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風はやや低速です。
2022/ 9/26 13:25 フレアの発生は少なくなっています。太陽風は低速です。
2022/ 9/27 12:49 太陽風の磁場が強まっています。速度は低速です。
2022/ 9/28 12:03 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2022/ 9/29 12:56 太陽の中心部でフィラメント噴出が発生しました。太陽風の速度は次第に低下しています。
最新のニュース

2022/ 9/30 13:38 更新
太陽の北東の端でフレアが続いています。太陽風は再び高速です。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)の向こう側に活動的な領域がある様で、
昨日の午後から今朝にかけて、
C5.6、C5.7、C5.5などの小規模フレアが続いています。
X線グラフでは、時間の長い強まりが3回起きています。

SDO衛星AIA171の動画を掲載します。
フレアの様子は分かりにくいのですが、
プロミネンスが次々と輝いて、とてもきれいです。

C5.7のフレアに伴って発生したCME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
太陽の向こう側で発生しているので、地球への影響はありません。
C3(青)の写真の右側で明るく光っている星は、金星です。

SDO衛星の可視光写真では、黒点が見え始めています。
この後、どの様な領域が姿を現すでしょうか。


太陽風は、速度が再び500km/秒台に高まり、
高速の状態に戻っています。
磁場強度は、一旦3nTに下がって、5nTへ上がり、
グラフの最後で7nTへ少し上がっています。

SDO衛星AIA193の
太陽の中心部に見えているコロナホールの影響に
切り替わりつつあるのかもしれません。

コロナホールの広がりを考えると、
これからさらに速度が高まる可能性があります。
磁場強度の変化と共に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの中盤は0nT付近ですが、
最後で小さい南向きに変化しています。

磁気圏は、ここまでは比較的穏やかで、
AE指数は小さい変化が見られる程度ですが、
この後、磁場が南向きに強まると、
磁気圏の活動も活発になります。
注目してください。


と、記事を書いている最中、
30日13時(世界時30日4時)に、
太陽の北東の端でM1.0の中規模フレアが発生しました。
X線グラフの右端にピークが見えています。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。
この後も活動が続きそうです。



太陽の北東の端で次々に輝くプロミネンス。SDO衛星AIA171。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左に向かって飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の北東の端で発生したM1.0のフレア。GOES衛星SUVI 131。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。