宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
昨日、C4.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 2 --- ---
9/ 1 22:50 C4.1
21:07 C1.7
04:39 C2.7
8/31 23:52 C2.0
16:36 C4.2
14:03 C2.4
02:38 C7.1
01:37 C5.4

黒点  9/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3086 3 β C2
3089 20 βδ C4
3091 1 α ---
3092 3 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 436 +3.2
-2 h 466 +1.8
-4 h 473 -0.2
-6 h 496 +0.6
-8 h 503 +0.5
-10 h 509 +0.7
-12 h 516 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^1
9/ 2 0.5 3x10^2
9/ 1 0.5 4x10^2
8/31 0.5 3x10^2
8/30 0.9 3x10^2
8/29 2.0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 8/28 10:06 3088黒点群の活動が続いています。CMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2022/ 8/29 13:04 M6.7、M4.6の中規模フレアが発生しました。CMEの乱れも到来しています。
2022/ 8/30 13:14 3088黒点群でMフレアの発生が続いています。太陽風は高速です。
2022/ 8/31 13:34 3088群でM2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風はより高速になっています。
2022/ 9/ 1 12:56 太陽は穏やかになっています。高速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2022/ 9/ 2 13:25 更新
太陽風は平均的な速度に下がりました。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の午後以降ゆっくりと低下して、
現在は430km/秒と平均的な速度に戻っています。
磁場強度も4nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
ちょうど太陽の中心に、
薄暗いコロナホールの広がりが見えていて、
地球に向かって速度の高い太陽風を吹きつけているところです。

明後日くらいから、この領域の影響で速度が高まりそうです。
27日周期の図を見ると、
前周期は、世界時の8月7日の後半から速度が高まっています。
今回はどのくらいから速度が高まるでしょうか。


太陽は、C1〜4の小規模フレアが数回発生しています。
最大は、東端の3092黒点群で発生したC4.1です。

また、北東の端(左上)の向こう側にも活動的な領域がある様です。

SOHO衛星では、CME(コロナ質量放出)は特に見られず、
太陽の向こう側の3088群は、穏やかになったのかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。