宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
昨日、M1.2の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/11 --- ---
6/10 23:12 C2.3
19:12 M1.2
17:19 C4.1
14:36 C3.7
6/ 9 18:57 C1.9
17:52 C1.7

黒点  6/11 (NOAA)
磁場 フレア
3029 8 β C2
3030 5 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 312 -0.9
-2 h 304 -0.2
-4 h 303 -0.5
-6 h 304 -0.1
-8 h 354 +1.8
-10 h 361 +1.3
-12 h 300 +3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 10 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^1
6/11 0.6 2x10^2
6/10 0.6 3x10^2
6/ 9 0.6 3x10^2
6/ 8 0.5 8x10^2
6/ 7 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/ 6 12:48 太陽風は、270km/秒と更に低速になっています。
2022/ 6/ 7 13:58 太陽風の小規模の乱れが到来しましたが、低速の状態は続いています。
2022/ 6/ 8 13:29 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点寸前です。
2022/ 6/ 9 13:01 低速の太陽風が続いています。新しい黒点が発生しています。
2022/ 6/10 13:52 太陽風は更に低速になっています。太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。
最新のニュース

2022/ 6/11 13:05 更新
M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)の活動が続き、
昨夜、10日19時(世界時10日10時)に、
M1.2の中規模フレアが発生しました。
その前後のC3.7、C4.1、C2.3の小規模フレアを含めた
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

Mフレアの発生は、世界時5月25日のM1.3以来で、
半月ぶりです。
掲載の27日周期の図だと、
上段の図の右端の次の日に発生しています。

その後は特に活動は発生していませんが、
引き続き注目してください。
また、STEREO Ahead衛星によると、
この領域のさらに向こう側の南北にも活動的な領域がある様です。


太陽風は、300km/秒の低速の風が続いています。
磁場強度は8nTに少し強まりましたが、
今朝くらいに一段下がって、現在は5nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、北寄りか0nT付近で変化しています。
磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが太陽の中心に近付いています。
来週の中頃からは、太陽風の速度が高まるかもしれません。



太陽の北東の端で発生したM1.2の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。