宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:50)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/26 12:28 C3.4
11:54 C2.1
11:07 C2.9
03:10 M1.3
01:25 C2.6
5/25 07:06 C5.1
5/24 20:52 C3.6
18:00 C4.5

黒点  5/26 (NOAA)
磁場 フレア
3014 10 βδ C3
3017 4 β C5
3020 1 α ---
3021 4 β ---
3022 1 α ---
3023 2 α C5
3024 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 365 -0.6
-2 h 370 +0.9
-4 h 377 +3.2
-6 h 364 +0.9
-8 h 354 -0.3
-10 h 368 +0.4
-12 h 361 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 13 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 14 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 5x10^2
5/26 0.7 1x10^3
5/25 0.6 1x10^3
5/24 0.6 2x10^3
5/23 0.6 2x10^3
5/22 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/21 14:41 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2022/ 5/22 13:22 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は落ち着いています。
2022/ 5/23 15:05 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は穏やかです。
2022/ 5/24 12:31 太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 5/25 14:38 太陽風は平均的な速度です。太陽の向こう側で活動が発生しています。
最新のニュース

2022/ 5/26 13:50 更新
M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

今日未明、26日3時(世界時25日18時)に、
太陽の南西(右下)の3016黒点群の領域
(現在は黒点は見えない様です)で、
M1.3の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
この領域は、これまで特にフレアの発生がなかったので、
急に大きいフレアが起きた感じがします。

また、時間は遡りますが、
昨夜、25日20時(世界時25日11時)頃に、
太陽の東端(左端)の向こう側でプロミネンス噴出が発生しています。
こちらは、GOES衛星SUVI 304の動画です。
この現象は、STEREO Ahead衛星では、
ぎりぎり東端の現象として見えています。

そして、これらの現象で発生したCME(コロナ質量放出)を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
左下に飛び出すのが、向こう側で発生したプロミネンス噴出。
右下に飛び出すのが、今日のM1.3フレアによるものです。
M1.3のCMEによる太陽風の乱れは、
地球へも到来するかもしれません。
28日の夜か29日頃でしょうか。


太陽風は、速度が400km/秒から370km/秒へ下がり、
やや低速になっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

コロナホールの影響で
速度が高まるかもしれないと書いていましたが、
今のところ変化は見られません。
SDO衛星AIA193では、
コロナホールは西側にだいぶ進んでいます。
速度の変化は近いのではないでしょうか。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。



3016黒点群で発生したM1.3の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端の向こう側で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2つの現象によるCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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