宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、M5.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/20 09:07 C3.9
04:02 C3.3
00:07 M1.1
5/19 19:03 M1.5
16:00 M5.6
15:33 C7.8
14:39 C5.5
12:28 C3.1
11:41 C3.9
06:39 M1.1
06:15 C4.8
00:45 C4.7
5/18 17:19 C2.9
16:56 C2.7
15:09 C3.6
04:30 C3.2
01:19 C4.6

黒点  5/20 (NOAA)
磁場 フレア
3007 4 α C5
3010 16 β C3
3014 30 βγδ M2
3015 5 α C8
3016 4 β ---
3017 9 β M6
3018 3 α ---
3019 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 544 +1.1
-2 h 521 +1.3
-4 h 518 +3.8
-6 h 498 +0.7
-8 h 489 -2.4
-10 h 510 +1.1
-12 h 516 +2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 18 -/ -
-10 h 19 -/ -
-12 h 20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^1
5/20 0.6 3x10^2
5/19 0.7 3x10^2
5/18 0.6 3x10^2
5/17 0.6 3x10^2
5/16 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/15 13:28 M2.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は550km/秒と高速になっています。
2022/ 5/16 12:58 高速の太陽風が続いています。フレアの発生は少なくなっています。
2022/ 5/17 12:31 M2.4の中規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2022/ 5/18 13:52 小規模フレアが続いています。太陽風の速度が高まっています。
2022/ 5/19 13:45 3014黒点群でフレアが続いています。太陽風の速度は少し下がってやや高速です。
最新のニュース

2022/ 5/20 13:40 更新
Mクラスのフレアが3回発生しました。太陽風は高速に戻っています。

担当 篠原

昨夕、19日16時(世界時19日7時)に、
太陽の中心部北東側(左上)の3017黒点群でM5.6、
続いて、右横の3014群で
19日19時(世界時19日10時)にM1.5、
20日0時(世界時19日15時)にM1.1と、
Mクラスの中規模フレアが3回連続で発生しました。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
最初のM5.6は広がりも大きく、目立っています。
しかし、SOHO衛星LASCO C2の画像では、
CME(コロナ質量放出)は見えていない様です。

3014群では、その後も小さい活動が続いています。
黒点も大きな姿を保っています。
引き続き注目してください。

太陽では、昨夕から夜にかけて南半球の東西で、
プロミネンスの噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

左下のプロミネンスはループを描く様に、
右下はまっすぐ打ち上げるような噴出になっています。
連日見事な現象が見えています。
地球に対しては横方向なので、影響はありません。


太陽風は、500km/秒から550km/秒へ速度が上がり、
再び高速の状態になっています。
コロナホールの影響は続いている様です。

磁場強度は、5nTから途中で急に10nTに上がり、
現在は少し下がって7nTです。

磁気圏は比較的穏やかな状態で、
AE指数は200nTくらいの小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193を見ると、
コロナホールは西に通り過ぎています。
太陽風の速度はこの後下がって行きそうです。




3017、3014黒点群で発生した、M5.6、M1.5、M1.1のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3014黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


太陽の南側で発生した2つのプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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