宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/19 02:09 C6.3
12/18 --- ---
12/17 21:57 C2.3
09:37 M1.2
08:35 C3.0
05:31 C2.9
04:50 C2.3
00:23 C3.3

黒点 12/19 (NOAA)
磁場 フレア
2906 4 β ---
2907 24 βγ C1
2908 15 βγ ---
2909 6 β C3
2910 2 β ---
2911 6 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 335 +1.8
-2 h 345 +2.5
-4 h 349 -0.6
-6 h 362 +1.3
-8 h 353 -0.6
-10 h 360 -0.7
-12 h 358 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 7x10^1
12/19 0.7 3x10^2
12/18 0.7 2x10^2
12/17 0.8 4x10^2
12/16 0.7 2x10^2
12/15 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/14 13:04 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/12/15 12:52 C6.0の小規模フレアが発生しました。太陽の東端に黒点が並んでいます。
2021/12/16 13:15 Cクラスのフレアが続いています。高速太陽風が到来しています。
2021/12/17 13:23 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/12/18 12:45 太陽風は低速になっています。Cクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2021/12/19 12:40 更新
C6.3の小規模フレアとCMEが発生しています。太陽風はより低速になっています。

担当 篠原

今日の未明、19日2時半(世界時18日17時半)に、
太陽の南東の端(左下)で、
C6.3の小規模フレアが発生しました。
(ほぼ同時に2907群でもフレアが発生しています)

SDO衛星AIA131、GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
SDO衛星の画像を見ると、
活動領域が太陽のこちら側に現れた直後に発生した様です。
可視光写真と比べると、この領域に黒点はできていない様です。

GOES衛星の画像では、
フレアとともにコロナが飛び出す様子が見えています。
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
CME(コロナ質量放出)が観測されていて、
太陽の左に向かってガスが飛び出しています。
地球に対して横向きなので、影響はありません。

X線グラフでは、目立った変化はこのフレアくらいで、
他は穏やかです。
この後の活動はどうなるでしょうか。

太陽の東端では、4か所に黒点が現れています。


太陽風は、速度が350km/秒から330km/秒へ少し下がり、
より低速になっています。

SDO衛星では、
太陽の中心部のコロナホールが西に進んでいます。
コロナホールの広がりが分かりにくくなっていますが、
明後日くらいに変化が到来する可能性があります。



太陽の南東の端で発生したC6.3の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


GOES衛星SUVI 304によるC6.3フレア。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左に向かって飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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