宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:15)
昨日、C8.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 --- ---
12/15 23:29 C4.4
21:08 C2.6
19:36 C8.1
19:05 C2.2
13:48 C2.8
13:09 C4.5
11:58 C2.8
10:37 C2.1
08:43 C6.0
08:15 C3.0
05:28 C3.0
12/14 17:15 C1.4

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
2905 1 α ---
2906 4 β C2
2907 12 βγ C8
2908 6 β ---
2909 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 540 -1.3
-2 h 535 -0.7
-4 h 514 +1.0
-6 h 523 +2.1
-8 h 519 -0.3
-10 h 531 +2.9
-12 h 528 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 11 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
12/16 0.7 2x10^2
12/15 0.7 2x10^2
12/14 0.8 4x10^2
12/13 0.8 1x10^3
12/12 0.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/11 09:31 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。
2021/12/12 10:08 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2021/12/13 13:09 黒点が増えています。太陽風は低速の状態です。
2021/12/14 13:04 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/12/15 12:52 C6.0の小規模フレアが発生しました。太陽の東端に黒点が並んでいます。
最新のニュース

2021/12/16 13:15 更新
Cクラスのフレアが続いています。高速太陽風が到来しています。

担当 篠原

2907黒点群の活動が続いています。
昨日の昼から深夜にかけて、
C4.5、C8.1、C4.4などのやや大きいCクラスフレアと、
C1〜2のフレアを9回起こしています。

活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
明るい領域が横に並んでいますが、
右端が2907群で、頻繁に明るい輝きを発生させています。
左側の領域は、2908、2909黒点群です。
可視光写真を2枚目に掲載します。

X線グラフを見ると、
今日に入った頃からフレアは見られなくなっています。
この後の活動はどうなるでしょうか。

太陽では、中心部の北半球に小さい黒点が発生しています。
また、北東の端(左上)から活動的な領域がこちら側に現れています。
ここに黒点はあるでしょうか。


太陽風は、昨日のニュースの後に速度が上昇を始め
15日16時(世界時15日7時)には、
500km/秒を超えて高速の状態になりました。
以降、520〜540km/秒で推移しています。
磁場強度は、昨日のニュースの後に15nTに強まりましたが、
速度が上がると7nTに下がり、現在は5nTと平均的な状態です。

太陽の南半球に見えていたコロナホールの影響が到来した様です。
27日周期の図を見ると、
前周期より2日半ほど遅れて速度の高まりが始まっています。

今日のSDO衛星AIA193を見ると、
東側の赤道域にコロナホールが見えています。
6日後くらいにこの領域の影響が始まりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、比較的北寄りに推移しています。
このため、太陽風の速度は高まっていますが、
磁気圏活動の高まりは限定的で、
AE指数は、500nTと1000nTの変化が起きている程度です。




2907黒点群のフレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南東に並ぶ3つの黒点群。SDO衛星
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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