宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 4 --- ---
12/ 3 --- ---
12/ 2 --- ---

黒点 12/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2898 4 β ---
2902 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 512 +1.1
-2 h 481 -0.7
-4 h 466 +1.5
-6 h 429 -0.7
-8 h 427 -0.2
-10 h 438 -4.5
-12 h 457 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -33 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^2
12/ 4 0.8 5x10^3
12/ 3 0.7 5x10^3
12/ 2 0.9 3x10^3
12/ 1 0.7 5x10^2
11/30 0.7 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/11/29 13:47 磁場の強まりは終わり、太陽風は平均的な状態です。
2021/11/30 14:08 太陽風は低速になっています。フィラメント噴出が発生しています。
2021/12/ 1 13:20 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。
2021/12/ 2 12:48 高速の太陽風が続いています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。
2021/12/ 3 13:39 太陽風の速度はやや高速です。この後、再び速度が高まりそうです。
最新のニュース

2021/12/ 4 12:46 更新
太陽風の速度は510km/秒に高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
460km/秒から430km/秒へゆっくりと下がっていましたが、
今朝以降は上昇に切り替わり、
現在は510km/秒と高速の状態に戻っています。

SDO衛星AIA193で
太陽の西側に進んでいたコロナホールの影響が始まった様です。

太陽風の磁場強度は、
昨夜から8nTくらいに強まる変化が発生しています。
現在は少し下がって、5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
-5nT程度の南向きの変化が度々発生しています。
このため磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、
中心部のコロナホールは全体が西半球に進み、
東側(左側)にコロナホールはありません。
太陽風の高まりはこれから3〜4日程度続き、
その後は速度が下がって穏やかになりそうです。


太陽は、南西の端(右下)に活動的な領域が発生して、
Bクラスの小さいフレアが続いています。

その他は小さい黒点が見られる程度で、
南西の領域が沈んだ後は、太陽は静かになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。