宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/17 --- ---
10/16 --- ---
10/15 --- ---

黒点 10/17 (NOAA)
磁場 フレア
2882 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 373 +3.4
-2 h 386 +3.6
-4 h 388 +7.8
-6 h 396 +7.8
-8 h 406 +8.5
-10 h 387 +7.0
-12 h 380 +6.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 6 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^2
10/17 0.7 8x10^2
10/16 0.8 9x10^2
10/15 0.7 2x10^3
10/14 0.7 2x10^2
10/13 0.8 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/10/12 14:31 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まっています。
2021/10/13 13:05 太陽風は平均的な状態に戻り、磁気圏の活動も落ち着いています。
2021/10/14 13:53 太陽風は平均的な状態が続いています。新しい黒点が現れています。
2021/10/15 13:24 太陽風は低速になっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2021/10/16 14:10 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。
最新のニュース

2021/10/17 14:22 更新
太陽風は平均的な速度です。磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に400km/秒へ上がり、
以降、380〜400km/秒と平均的な速さになっています。
磁場強度は、9nTとやや強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、北向きの傾向が続いています。
このため磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが西側に進んでいます。
2日後くらいから太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、2882黒点群が西に沈み、無黒点になっています。

昨夜、16日20時(世界時16日11時)頃に、
太陽の南東の端(左下)でフィラメント噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、CME(コロナ質量放出)が
太陽の左下に向かって飛び出しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
地球に対して横向きなので、影響はありません。




太陽の南東の端で発生したフィラメント噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下に向かうCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。