宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:24)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/15 --- ---
10/14 11:37 C1.8
10:28 C2.2
06:39 C1.3
10/13 --- ---

黒点 10/13 (NOAA)
磁場 フレア
2882 5 βγ ---
2883 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 368 -0.2
-2 h 372 -0.5
-4 h 366 +1.4
-6 h 382 -3.9
-8 h 374 -2.9
-10 h 375 -3.2
-12 h 374 -4.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
10/15 0.7 2x10^3
10/14 0.7 2x10^2
10/13 0.8 3x10^2
10/12 0.9 7x10^2
10/11 1.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/10/10 13:09 M1.6の中規模フレアが発生しました。CMEも発生し、乱れが地球に向かっています。
2021/10/11 13:14 太陽風磁場の南向きの変化が続き、磁気圏の活動が強まっています。
2021/10/12 14:31 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まっています。
2021/10/13 13:05 太陽風は平均的な状態に戻り、磁気圏の活動も落ち着いています。
2021/10/14 13:53 太陽風は平均的な状態が続いています。新しい黒点が現れています。
最新のニュース

2021/10/15 13:24 更新
太陽風は低速になっています。現在の磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から370km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、全体としては5nT前後で推移していて、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
太陽風のグラフの中盤で南向きの状態が続いています。
このため、磁気圏の活動もやや高まって、
AE指数では500nT程度の変化が半日近く続きました。

今朝以降は、磁場の南北成分は0nT近くと小さくなり、
AE指数の変化も見られなくなって、
現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
東半球の南北のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。
4日後くらいから、これらの影響で太陽風の速度が高まりそうです。


太陽は、2885黒点群が西の端に沈みかけています。
2882群もすぐに続いて、太陽は無黒点になるかもしれません。

X線グラフは昨日のニュース以降は変化がなくなり、
太陽は穏やかになっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。