宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:52)
今日、C8.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 9 02:15 C8.3
9/ 8 21:49 C2.3
08:45 C2.3
9/ 7 --- ---

黒点  9/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2863 1 α ---
2864 1 α C2
2866 15 β C8
2868 17 β C2
2869 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 414 -1.7
-2 h 393 +0.6
-4 h 399 +0.6
-6 h 395 -1.9
-8 h 403 -2.9
-10 h 409 -0.7
-12 h 392 -1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 9x10^1
9/ 9 0.7 3x10^2
9/ 8 0.7 3x10^3
9/ 7 0.7 4x10^3
9/ 6 0.7 3x10^3
9/ 5 0.8 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/ 4 13:20 太陽風は平均的な速度のなっています。太陽のあちこちに黒点が現れています。
2021/ 9/ 5 13:29 太陽に黒点が多く見えています。太陽風は低速になっています。
2021/ 9/ 6 12:43 太陽風は低速の状態が続いています。
2021/ 9/ 7 12:58 太陽が黒点でにぎやかです。低速の太陽風が続いています。
2021/ 9/ 8 13:31 Cクラスの小規模フレアが発生しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2021/ 9/ 9 12:52 更新
C8.3の小規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な速さです。

担当 篠原

昨日のC2.3の小規模フレアに伴って、
弱いCME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。

太陽の右に向かって、ガスが飛び出しているのが見えます。
発生地点を考えると地球へも向かっている可能性がありますが、
噴出の様子から、影響は小規模に留まりそうです。
到来は12日頃でしょうか。

太陽は、南半球に現れていた黒点に、
2869群と番号が付けられています。
2866、2868群と一緒に拡大写真を掲載します。
これまでの縮尺と同じにすると、
ぎりぎりで3つの黒点群が写真に入りました。

この2866黒点群で、
今日未明、9日2時(世界時8日17時)に、
C8.3と大きめの小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

太陽では、この前にもC1.2、C2.3の
小規模フレアが発生しています。
この後も活動は続くでしょうか。

また、南東の端(左下)から、新しい黒点が現れています。


太陽風は、速度が400km/秒に上がり、
平均的な速さになっています。
一方、8nT前後に少し強まっていた磁場強度は、
速度の上昇後にゆっくりと下がって、
3〜4nTとやや弱くなっています。

磁気圏の活動は一時的に強まっていて、
AE指数は1200nTや800nTの変化が発生しています。
グラフの後半は変化が見られなくなり、
現在は穏やかになっています。



昨日のC2.3フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2866黒点群で発生したC8.3のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2866、2868、2869の3つの黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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