宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 --- ---
8/11 --- ---
8/10 --- ---

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
2854 1 α ---
2855 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 428 +1.2
-2 h 423 +0.7
-4 h 429 +0.0
-6 h 435 -0.1
-8 h 435 -0.4
-10 h 442 +0.4
-12 h 445 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 7 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
8/12 0.7 2x10^2
8/11 0.7 2x10^2
8/10 0.7 4x10^2
8/ 9 0.7 2x10^2
8/ 8 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/ 7 12:31 太陽風磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動を高めています。
2021/ 8/ 8 12:49 太陽風速度の小さい高まりが到来しました。太陽は無黒点です。
2021/ 8/ 9 12:10 C1の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2021/ 8/10 14:16 太陽風は低速の状態です。太陽は無黒点になっています。
2021/ 8/11 13:22 太陽風の速度は450km/秒に少し上がっています。
最新のニュース

2021/ 8/12 12:55 更新
太陽風は平均的な速度です。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日、450km/秒に少し高まっていた太陽風の速度は、
夕方に500km/秒に達しましたが、以降は低下に向かい、
現在は420km/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度は、3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、グラフの後半は0nT付近になっています。
このため、磁気圏の活動は穏やかになっていて、
AE指数は、初めの頃に小規模の変化が見られますが、
後半は変化がなくなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、
7月23日頃まで400〜500km/秒で推移しています。
今回はどのような推移になるでしょうか。


太陽は、南西に現れていた黒点に2854群、
東端の黒点に2855群とそれぞれ番号が付けられています。
2854群はかなり小さくなっています。

X線グラフは特に変化はなく、
太陽は穏やかな状態です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。