宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 7 --- ---
8/ 6 --- ---
8/ 5 --- ---

黒点  8/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 328 -5.6
-2 h 316 -7.0
-4 h 323 -6.4
-6 h 303 -8.4
-8 h 303 -6.9
-10 h 299 -6.6
-12 h 297 -6.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -30 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
8/ 7 0.7 5x10^2
8/ 6 0.7 2x10^3
8/ 5 0.7 1x10^3
8/ 4 0.7 8x10^2
8/ 3 0.6 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/ 2 13:37 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 8/ 3 14:05 太陽風の磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動を高めています。
2021/ 8/ 4 13:03 太陽風磁場の強まりが少し残っています。7月の黒点相対数は 34.4 でした。
2021/ 8/ 5 12:18 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2021/ 8/ 6 13:08 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2021/ 8/ 7 12:31 更新
太陽風磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動を高めています。

担当 篠原

太陽風は、310km/秒前後の低速の風が続いていますが、
昨夜、6日21時(世界時6日12時)頃から磁場強度が強まり始め、
5nTと平均的な状態から、今朝には10nTに達しました。
それとともに磁場の南北成分は南向きに振れる様になり、
最大で -9nTに達して、現在も南向きの状態です。

8月1日のニュースで紹介した
フィラメント噴出による磁場の強まりが
到来したのかもしれません。
太陽風が300km/秒近い低速の状態なので、
発生から到来まで6日ほどかかった様です。

磁場が南向きに強まった影響で、
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が
半日にわたって続いています。

現在の太陽風は、今朝以降、
磁場強度はゆっくりと下がっています。
乱れは終わりに近付いている様です。

この後、SDO衛星AIA193で見えている
コロナホールの影響が見られるでしょうか。
引き続き、太陽風の変化に注目してください。


太陽は、黒点が見えなくなり、無黒点になっています。

太陽の北東からは活動的な領域がこちらに現れかけていて、
太陽の可視光写真では白斑が見えています。
黒点は現れるでしょうか。
SDO衛星AIA131の動画を見ると、
特に活発という様子はありません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。