宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/21 --- ---
7/20 --- ---
7/19 --- ---

黒点  7/21 (NOAA)
磁場 フレア
2842 10 β ---
2845 1 α ---
2846 5 β ---
2847 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 476 +0.2
-2 h 487 +1.8
-4 h 497 -4.1
-6 h 494 -3.9
-8 h 511 -1.6
-10 h 492 -0.6
-12 h 473 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h 17 -/ -
-12 h 18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 2x10^1
7/21 0.8 2x10^2
7/20 0.9 4x10^2
7/19 0.8 3x10^2
7/18 0.7 4x10^2
7/17 0.9 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/16 12:20 太陽風の速度が少し高まりまっています。
2021/ 7/17 09:58 太陽の向こう側でCMEが発生しています。太陽風は平均的な速度です。
2021/ 7/18 10:19 太陽の向こう側でCMEが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 7/19 12:31 太陽の2844群は緯度の高い珍しい黒点群です。太陽風はやや低速になっています。
2021/ 7/20 12:38 太陽の南東の端から活動的な領域が近づいています。太陽風の速度は少し高まっています。
最新のニュース

2021/ 7/21 12:18 更新
太陽風の速度が500km/秒に高まっています。

担当 篠原

今日未明、21日1時(世界時20日16時)に、
太陽の北東側(左上)の2846黒点群付近で
B5.4の小さいフレアが発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
小さい規模の活動ですが、
コロナが噴き上がる様子が見事です。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
CME(コロナ質量放出)も観測されています。
地球に対しては斜め方向なので、影響はなさそうです。

太陽では、南東の端(左下)から黒点が現れ、
2847群と番号が付けられています。
太陽の向こう側で活発に活動していた領域は、
この黒点のさらに向こう側です。
この後姿を現すでしょう。

また、北東(左上)の2846群の右に
新しい黒点が現れています。


太陽風は、速度が500k/秒まで高まって高速風になっています。
(グラフの最後は480km/秒へ少し下がっています)
磁場強度は、昨日の7nTから現在は5nTへ少し下がり、
平均的な状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽風は穏やかな状態が続きそうだったのですが、
この後はどの様な推移になるでしょうか。

DSCOVR衛星のグラフでは磁場の変化が欠けていますが、
ACE衛星のグラフを見ると、
この頃に磁場の南北成分が南寄りになっていました。
このため磁気圏の活動が高まって、
AE指数で500nT前後の中規模の変化がしばらく発生しています。

太陽風のグラフの最後では、磁場の南北成分は0nT付近です。
このため、磁気圏の活動は小さくなりそうです。



太陽の北東側で発生したB5.4の小さいフレア。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


B5.4のフレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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