宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/16 --- ---
7/15 --- ---
7/14 --- ---

黒点  7/16 (NOAA)
磁場 フレア
2842 1 α ---
2843 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 440 +0.4
-2 h 467 -0.2
-4 h 454 -3.0
-6 h 431 -1.5
-8 h 444 -2.4
-10 h 450 -0.7
-12 h 436 +4.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
7/16 0.7 2x10^2
7/15 0.7 2x10^2
7/14 0.8 2x10^2
7/13 0.7 1x10^2
7/12 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/11 14:46 太陽風は平均的な速度です。太陽の北東に黒点が現れています。
2021/ 7/12 12:29 太陽風は低速になっています。高速太陽風が近付いています。
2021/ 7/13 12:52 太陽風は低速の状態が続いています。
2021/ 7/14 13:31 太陽風は低速の風が続いています。太陽の向こう側でCMEが発生しています。
2021/ 7/15 12:40 太陽風は低速の状態が続いています。磁場が強まって、磁気圏が活動的になりました。
最新のニュース

2021/ 7/16 12:20 更新
太陽風の速度が少し高まりまっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風の速度は400km/秒台に上がり、
以降、430〜450km/秒付近で推移しています。
(速度のデータがやや不安定になっています)
コロナホールによる太陽風速度の高まりが、
遅れてやって来たということでしょうか。

磁場強度は、
今日未明までは7nT前後と少し強まっていましたが、
現在は3nTとやや弱くなっています。
このため、速度の高まりはこのくらいまでになりそうです。

SDO衛星AIA193を見ると、
南半球のコロナホールは既に西の端近くまで進んでいます。
太陽風速度の高まりは、あまり長く続かないでしょう。
その後は、穏やかな太陽風になりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、比較的南寄りに推移して、
磁気圏の活動もある程度高まりました。
AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が、
連続的に発生しています。

現在の磁場は、強度は下がり、
南北成分は0nT付近で変化しています。
このため、磁気圏もこの後は穏やかになりそうです。


太陽は、南東の端(左下)から新しい黒点が現れています。

X線グラフが後半で高まり、
Bクラスの小さいフレアが続いています。
これは、南西(右下)の2843黒点群の活動が
やや高まっているためです。
この後、西の端に沈んで行きますが、
それまでにどのような活動が見られるでしょうか。

太陽の向こう側では活動が続いています。
15日にもCME(コロナ質量放出)が発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。