宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 8/ 8 13:31 更新 太陽でC1.5の小規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態に戻っています。 担当 篠原 太陽の2770黒点群で、先程、8日12時半(世界時8日3時半)に C1.5の小規模フレアが発生しました。 X線のグラフの最後に急な立ち上がりが発生しています。 Cクラスに達するフレアの発生は、 5月29日のC1.0以来で、2か月ぶりです。 2770群の黒点は、昨日よりも小さくなっている様です。 この後どの様に推移するでしょうか。 太陽風は、速度が420km/秒へ下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場強度も4nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、 後半で南向きの変化が見られる様になっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは極域に見られるだけで、 太陽風は穏やかな状態になりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |