宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:13)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/16 --- ---
8/15 --- ---
8/14 --- ---

黒点  8/16 (NOAA)
磁場 フレア
2718 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 495 -2.0
-2 h 499 -2.3
-4 h 485 -1.1
-6 h 480 -3.2
-8 h 469 +1.6
-10 h 472 -5.2
-12 h 480 +2.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -37 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -29 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/16 0.6 4x10^1
8/15 0.5 4x10^1
8/14 0.6 2x10^1
8/13 0.5 2x10^1
8/12 0.5 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 8/11 09:31 太陽風はやや低速です。磁気圏は概ね静穏です。
2018/ 8/12 07:30 太陽風磁場の変化で、磁気圏がやや活動的になっています。
2018/ 8/13 08:26 太陽風は平均的な速度で安定しています。太陽は無黒点です。
2018/ 8/14 10:34 太陽で約10日ぶりに黒点が出現しています。太陽風は低速です。
2018/ 8/15 09:51 新しい黒点は2718群となりました。太陽風は低速ですが、これから高まる可能性があります。
最新のニュース

2018/ 8/16 12:13 更新
500km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

コロナホールによる太陽風の高まりが到来しています。
昨日の午後から太陽風の速度はゆっくりと上昇を始め、
15日17時半(世界時15日8時半)に400km/秒を超えて、
次第に高速状態に近付き、
今朝、16日9時(世界時16日0時)に500km/秒に達しました。

太陽風の磁場強度も、
速度が上がる頃は、5〜10nTとやや強まった状態が続き、
グラフの最後で5nTに下がる変化をしています。
速度の上昇としては、この辺りで一段落かもしれません。

磁場の南北成分は、南寄りの変化が続いています。
磁場強度がやや高まっていた頃は、
-5nTを超える南向きの強まりも発生し、
速度がやや高まっていたことと合わさって、
磁気圏の活動を強めています。

オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
500〜1000nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。
15日の図の最後の高まりにあたる、
世界時15日22時頃のオーロラの様子を、
昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。

SDO衛星AIA193では、
今回の高速太陽風をもたらしたコロナホールは、
太陽の西の端(右端)に近付いています。
太陽風の高まりはあまり続かずに終わりそうです。


太陽は、南東(左下)に2718黒点群が見えています。
特に活動はなく、太陽は穏やかです。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時15日22時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。