宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/11 --- ---
8/10 --- ---
8/ 9 --- ---

黒点  8/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:25 373 -1.3
-2 h 375 -0.3
-4 h 376 +0.4
-6 h 381 +0.3
-8 h 378 -1.1
-10 h 374 -0.9
-12 h 377 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -3 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 12 -/ -
-12 h 16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
8/11 0.4 4x10^1
8/10 0.5 3x10^1
8/ 9 0.5 2x10^1
8/ 8 0.6 2x10^1
8/ 7 0.5 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 8/ 6 13:00 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 8/ 7 11:50 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 8/ 8 12:27 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2018/ 8/ 9 12:09 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は無黒点が続いています。
2018/ 8/10 12:31 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が始まるかもしれません。
最新のニュース

2018/ 8/11 09:31 更新
太陽風はやや低速です。磁気圏は概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、350km/秒から380km/秒に少し上がり、
やや低速の状態になっています。
磁場強度は、昨日の最後に5nTへ上がったまま
平均的な状態で落ち着いています。
太陽風は穏やかな状態です。

太陽風磁場の南北成分は、
弱い北寄りになったり、南寄りになったりしています。
磁気圏の活動は、基本的には穏やかですが、
磁場が南寄りになったグラフの後半で、
AE指数に小さい変化が見えています。

この頃にあたる、世界時10日23時半のオーロラの様子を、
昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
弱い活動なので、カメラの上側(高緯度側)に偏っていますが、
きれいなオーロラが見えています。

SDO衛星AIA193を見ると、
西側(右側)のコロナホールは、
地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。
コロナホールの広がりがそれほど大きくないこともあり、
この後、変化が見られるかどうか注目してください。

また、太陽の中央部には、
北極から縦に細長くコロナホールが伸びています。
この領域は、27日前よりも濃さが増しています。


太陽は、無黒点が続いていますが、
SDO衛星の可視光写真の動画を見ていると、
中央部で、小さい黒点ができたり消えたりもしている様です。

X線グラフに変化はなく、穏やかな状態は続いています。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時10日23時半に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。